豊川稲荷

 

約1,000体のキツネ像に圧倒!商売繁盛で有名な豊川稲荷
愛知県豊川市にある豊川稲荷(妙嚴寺)は、「日本三大稲荷」の1つに数えられる愛知県有数の人気パワースポットです。そんな豊川稲荷とは一体どんなお寺なのでしょうか?今回は、「豊川稲荷」の人気の秘密や歴史、宗派、ご本尊、ご利益、見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。
 

豊川稲荷はどんなお寺?特徴は?
豊川稲荷は、千手観音菩薩をご本尊とする曹洞宗の寺院で、「日本三大稲荷」の1つとして有名なパワースポットです。商売繁盛や福徳開運、事業繁栄などのご利益で知られており、地元のみならず全国から年間500万人もの参拝客が訪れるといわれています。

寺の正式名は「円福山豊川閣妙厳寺(えんぷくざんとよかわかくみょうごんじ)」で、3万坪以上(東京ドーム2.5個分)の敷地面積を持ち、境内には見事な大本殿や総門、山門、大小800ものお狐さんが奉納されている霊狐塚など、たくさんの見どころがあるお寺です。

門前には、昔ながらの雰囲気の商店街が並び、名物のいなり寿司や豊川だんごといったおみやげ品や食事処があります。

豊川稲荷の「稲荷」はインドの仏教神である吒枳尼天(だきにてん)の事を指しており、豊川稲荷では、「豊川陀枳尼眞天」と呼ばれています。室町時代の創建から約580年となりますが、織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公だけでなく、文人たちからも崇敬を集めてきました。

豊川稲荷もご多分に漏れず、明治初期の神仏分離令と廃仏毀釈運動の影響で分離の対象となり、鳥居が撤去されましたが、それだけに留まり、伽藍などは守られました。寺院でありながらも鳥居が立っているのは、神仏習合の名残が残っているからのようです。

境内のいたるところにお狐さんがあり、その数なんと1,000体以上!この狐の石像は、願いが叶った参拝者さんからの奉納で祀られているキツネなのだそうです。それぞれに表情が異なり、その違いを見るのも面白いですよ。
 

豊川稲荷の歴史
豊川稲荷の創建は今から約580年前の1441年(室町時代)に遡ります。創建以来、織田信長公や豊臣秀吉公、徳川家康公といった名立たる武将達からの崇敬を集めたといわれています。

吒枳尼天は、もともと生きた人間を殺し、その肝を食す鬼神でしたが、御仏の怒りに触れてその通力を封じられました。荼枳尼天は、憑き物落としや病気平癒、開運出世のご利益で信仰を集めています。

江戸時代の元禄年間には現在地に移転し、現存するお堂は江戸末期から近代にかけて再建されたものです。明治期に入り19世紀後半には、神仏分離令によって取り調べが行われ、鳥居が撤去されたものの、荼枳尼天は分離されず、伽藍も守られました。
 

豊川稲荷の宗派
豊川稲荷の宗派は、曹洞宗です。
 

豊川稲荷のご本尊
豊川稲荷では、千手観音菩薩をお祀りしています。

千手観音菩薩
千手観音菩薩は千の手と千の目で生きとし生けるもの全てを救済したいという慈悲をもって人々を見守り、漏らさず救済するといわれる仏様です。災難除けや延命長寿、病気平癒、悪疫守護などのほか、夫婦円満、恋愛成就、安産、子宝にもご利益があるとされています。
 

豊川稲荷のご利益
豊川稲荷の主なご利益は、商売繁盛、金運上昇、福徳開運、事業繁栄、災難除けなどが挙げられます。
 

豊川稲荷の見どころ
次は豊川稲荷の見どころについて見ていきましょう。豊川稲荷の見どころについては以下の通りです。

総門
江戸時代の1656年に一度改修され、1884(明治17)年に上棟改築されたのが現在の総門です。総門はいわば正門入口。門扉や両袖の扉は1,000年以上の樹齢を重ねた欅の1枚板で、ケヤキ独特の木目は類稀(たぐいまれ)な木材として専門家から一目置かれています。

銅板鱗葺きの屋根も独特の風合いを持ち、頭上に祀られている十六羅漢(お釈迦様の弟子の中でも優れた16人)は当時の名匠とその他名工の合作といわれる見事な造りで、多くの参拝客を魅了しています。

山門
山門もお寺の正門ですが、山門が大きくなったものが総門です。丸瓦葺造りの屋根の形が印象的な豊川稲荷の山門は、1536年に今川義元公が寄進したとされる豊川稲荷最古の建造物。1966(昭和41)年に寄進された左右の仁王像も筋骨隆々で迫力があり、一見の価値があります。

大本殿
総欅造り、妻入二重屋根三方向拝の大本殿は、1930(昭和5)年に完成したものです。中には、「豊川吒枳尼眞天」が安置されています。高さ30.6mという非常に大きな本殿となっており、荘厳で立派な佇まいは人々の崇敬を集めて止みません。

霊狐塚
豊川稲荷の霊狐塚は、祈願成就を果たされた参拝者さん達の御礼として奉納された約1,000体にものぼるお狐さんの石像の数々です。境内を埋め尽くすキツネの石像はインパクト大!願いが叶って奉納されたものですので、ご利益ありそうですね!

おさすり大黒天
にっこりと微笑む姿にこちらも思わず笑顔になってしまいそうな大黒天の石像は「おさすり大黒天」と呼ばれており、邪な我欲ではなく健全な願いを聞き入れ、大黒天像を撫でさすることによってご利益をいただくことができるという文言が立て札に書かれてあります。石像をさする時は、一緒に「オン マカ キャラヤ ソワカ」というご真言を唱えながら撫でて福徳をいただきましょう。

三重塔
豊川稲荷の三重塔は境内の中心付近にあり、10mほどの高さのコンパクトサイズですが、1976(昭和51)年に建立されました。素木でできた唐様を基調とする塔で、小さいながらもその細やかで立派な造りが好評を博しています。

妙嚴寺庭園
妙嚴寺庭園は江戸時代築堤の池泉式の書院庭園で、園内には3つの築山があり、1Fからも2Fからも庭園を眺めることができます。のんびりと泳ぐ鯉や亀にも癒やされますよ。庭園の存在はあまり知られていないようで、穴場のスポット。入園料は無料です。

門前町
年間500万人もの参拝客が訪れる豊川稲荷の門前町は、昭和の雰囲気が残るレトロ感が素敵な町並みになっており、看板もレトロ!昔ながらの伝統が息づいている商店街の表参道です。豊川だんごやいなり寿司、ちくわといった伝統的なみやげ物がズラリと並びます。500円の食べ歩きクーポンもありますよ。閑散としている時もありますが、年間行事のある時は人で賑わいます。食べ歩きも楽しんでみたいですね!
 

豊川稲荷のお守り・御朱印帳
せっかく神社の参拝に訪れたなら、お守りや御朱印帳はチェックしておきたいですね。次は、豊川稲荷で販売されている「お守り」「御朱印帳」について見ていきましょう。

お守り
豊川稲荷のお守りはシンプルでスタイリッシュなものが多く、男性にも人気がありそうなものが勢揃い。中でも、「きつね御守」(初穂料500円)は、グリーンとピンクの2種類。可愛いキツネが刺繍されており、学業成就、身体健康、交通安全のご利益があります。

ご本尊の千手観音のクリスタルが入った青い袋守り(1,200円)や豊川荼枳尼真天の「御影(みかげ)守」(1,200円)などは御守護として守っていただけます。

そのほか、ホワイトシルバーがまぶしい「豊川守」(700円)の袋守りやブルーの「災難除守」(700円)、水晶で邪気を寄せ付けず、幸運と金運を招くご利益がある「幸せの御守」(1,200円)などもおすすめのお守りですよ

お守り以外に、お札も種類豊富!大黒様がプリントされた「大黒天札」や荼枳尼天がモチーフの「御影札」は100円とお手頃価格になっています!また、豊川稲荷の授与品の中には、豊川荼枳尼真天の掛け軸(大・小)が頒布されているのも必見です。

御朱印帳
豊川稲荷のオリジナル御朱印帳は、トンボ柄のもの(御朱印込みで1,200円)や緑(1,000円)、華(1,200円)の3種類で、落ち着いた雰囲気の御朱印帳です。御朱印は4種類で、豊川荼枳尼真天のものとご本尊の千手観世音菩薩のもの、大聖不動明王のもの、長寿薬師如来のもの(各種初穂料300円)があり、カラーの豐川吒枳尼眞天の特別御朱印(初穂料1,000円)や冬季限定切り絵御朱印(500円)も期間限定で頒布されています。
 

豊川稲荷で特にパワーがある場所は?
豊川稲荷で特にパワーがある場所は、約1,000体のきつね像が所狭しと並ぶ霊狐塚です。一瞬、キツネ像の多さに圧倒されてしまいますが、祈願成就して感謝の気持ちで奉納された方々のあたたかい思いが詰まっています。
 

まとめ
商売繁盛のご利益で知られており、「日本三大稲荷」の1つに数えられる愛知県有数のパワースポット・豊川稲荷。織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公などの名立たる武将達からも崇敬されていたお寺で、年間500万人もの参拝客が訪れる人気のパワースポットです。キツネの像が1,000体以上祀られている霊狐塚のほか、見所スポットも満載!金運のご利益も期待できますよ。見どころをいろいろ回って、パワーを集めるのもいいかもしれません。

ライターネーム Kikumikan
 

基本情報
住所:愛知県豊川市豊川町1
電話番号:0533-85-2030
HP:https://www.toyokawainari.jp/
アクセス:
・JR豊川駅もしくは名鉄豊川稲荷駅から徒歩約5分
・東名高速道路 豊川I.Cから車で約10分
駐車場:有料駐車場あり(普通車1日600円、大型車1日1,100円)
拝観時間:5:00~18:00
拝観料:拝観無料
定休日:なし
※記載した金額等は2023年3月時点のものであり、変更の可能性があります。

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