赤穂大石神社

赤穂浪士の聖地の赤穂大石神社で大願成就!
兵庫県赤穂市に鎮座する赤穂大石神社は、『忠臣蔵』で知られる赤穂浪士四十七士を祀る神社として有名なパワースポットです。そんな赤穂大石神社とは一体どんな神社なのでしょうか?今回は、「赤穂大石神社」の人気の秘密や歴史、ご祭神、ご利益、見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。
 

赤穂大石神社はどんな神社?特徴は?
赤穂大石神社には、『忠臣蔵』で有名な大石内蔵助(おおいしくらのすけ)と赤穂四十七士、そして48人目の四十七士ともいわれる萱野三平(かやのさんぺい)が祀られています。

江戸時代(1702年)の赤穂事件で主君・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の仇討ちを果たした赤穂浪士ゆかりの場所として多くの参拝者が当時の事件に思いを馳せるパワースポットであり、現在は神社本庁の別表神社に列格する神社です。

討ち入りまでに1年と10ヶ月という期間を耐え忍んだことから、大願成就や心願成就のご利益があるといわれています。赤穂大石神社の参道には、赤穂四十七義士の石像が両脇に並んでおり、赤穂浪士ファンでなくても、ぐっと込み上げてくるものがある程、迫力が感じられるスポットです。

大石内蔵助良雄と四十七義士命、仇討ちに参加できず忠孝のはざまで自殺した中折の烈士・萱野三平命を主祭神として、浅野家三代の城主(長直・長友・長矩)と、その後の藩主である森家の先祖・森蘭丸(織田信長の側近)ら7代の武将を合祀しています。

4月には、恒例の「春の義士祭」が開催され、「女人義士行列」といった女性だけの行列や傘踊りなどのパレードも見どころの1つ。毎年12月には「赤穂義士祭」も執り行われます。

赤穂大石神社の境内には、浅野家の時代から藩民の崇敬を受けた古社が多くあり、国助稲荷社、淡嶋社、恵比寿宮、天満宮、山鹿社、八田社、忠魂社の7社が境内社合祀殿として1箇所に合祀されています。
 

赤穂大石神社の歴史
赤穂大石神社は、明治天皇の意向の下達を契機に、1900(明治33)年、神社の創立が公に許可され、1912(大正元)年、赤穂浪士四十七義士を祀る神社として創建されました。

赤穂事件の発端となったのは、1701年3月の「江戸城松の廊下事件」で、江戸城内の松の廊下において、勅使接待役の浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)が、指南役の吉良上野介義央に刃傷に及ぶという事件が起き、長矩は即日切腹、浅野家はお取り潰しとなりました。

その翌年の1702年12月14日、長矩の家臣である大石内蔵助良雄とともに、赤穂四十七士が吉良邸を襲撃し、主君の怨みを晴らして吉良上野介の首を討ち取りました。翌年1703年の2月4日、義士達は当時の武士の最高の名誉である切腹という処分を受けることで、人生の幕を閉じます。
 

赤穂大石神社のご祭神
赤穂大石神社のご祭神は、大石内蔵助良雄、四十七義士命、中折の烈士・萱野三平命です。

大石内蔵助良雄(おおいしくらのすけよしお)
江戸時代中期の1701年に起きた赤穂事件の指導者として知られる大石内蔵助良雄は、播磨赤穂藩の筆頭家老で、主君である赤穂藩主・浅野長矩(浅野内匠頭)の屈辱を晴らすため、47人の赤穂浪士を率いて吉良邸へ討ち入り、吉良上野介の首を泉岳寺の長矩の墓前に供えたと伝えられています。

1703年2月に切腹の命令が下され、それぞれの預かり先にて3月20日に内蔵助と他16名が切腹しました。その後、大石内蔵助の亡骸は、主君・浅野内匠頭と同じ高輪泉岳寺に埋葬。赤穂浪士の討ち入りの顛末を描いた『忠臣蔵』は、今も勧善懲悪の美談として後世に語り継がれています。

四十七義士命
赤穂浪士四十七士は、1703年の1月に吉良邸で主君・浅野内匠頭の雪辱を果たすべく、大石内蔵助とともに吉良上野介の首を討ち取った後、永代橋を渡り、内匠頭の墓がある泉岳寺へと向かい、吉良上野介の首を長矩の墓前に供えました。

赤穂浪士四十七士のうち、46名は大石内蔵助とともに全員切腹。そのうち1名(寺坂吉右衛門)は討ち入り後に消息不明となっています。赤穂浪士の亡骸は、主君・浅野内匠頭と同じ高輪泉岳寺に埋葬され、寺坂吉右衛門と萱野三平命は埋葬を伴わない供養塔の形で残っています。

1912(大正元)年に赤穂大石神社が創建されると、赤穂浪士達は「義士」として讃えられたそうです。

中折の烈士・萱野三平命(かやのさんぺいのみこと)
萱野三平は赤穂藩浅野氏の家臣の1人で、討ち入り前に父・重利の反対で仇討ちに参加できず、忠と孝の板挟みに遭い、自刃した赤穂浪士とされています。また、萱野三平は俳人としても知られていたそうです。
 

赤穂大石神社のご利益とは?
赤穂大石神社の主なご利益は、大願成就、心願成就などが挙げられます。
 

赤穂大石神社の見どころとは?
次は赤穂大石神社の見どころについて見ていきましょう。赤穂大石神社の見どころについては以下の通りです。

四十七義士石像表門隊
赤穂四十七士の石像が参道の両脇に立っており、大石内蔵助以下全ての赤穂浪士の像が並んでいます。大石内蔵助と息子の大石主税(ちから)の像は一番奥に。四十七士それぞれの思いは、当時どんなものだったのか、さまざまな思いもよぎるスポットです。

義芳門
こちらの門も楠木正成公を祀る湊川神社から神門を1942(昭和17)年に移築したもので、明治天皇の思し召しで明治5年に湊川神社の創立時に建てられた豪快な門です。こちらに移築されたおかげか、太平洋戦争の際、神戸大空襲でも焼失を免れ、百有余年の歳月を経てもなおその形を留めている貴重な歴史的建造物です。

「義芳門」という名は義士の忠芬義芳(ちゅうふんぎほう)を千歳までも伝える意味合いから名付けられました。

子宝陰陽石
大石内蔵助は三男二女に恵まれたことから、内蔵助が住んでいた大石邸庭園内には子宝陰陽石があり、子宝祈願の方におすすめのスポットです。大石邸庭園は義士史料館の中にある庭園で、この子宝陰陽石に触ることで子宝に恵まれるといわれています。授与所で子宝お守りを購入するか、義士史料館4ヶ所共通拝観券を購入すれば子宝陰陽石をお参りできます。

義士史料館
赤穂大石神社の義士史料館は神社に併設された施設で、義士宝物殿、義士宝物殿別館、義士木像奉安殿、大石邸長屋門・庭園の4施設があります。赤穂浪士ファンには堪らない歴史資料館ですが、そうでない方にもおすすめのスポット。

義士宝物殿は、楠木正成公を祀る神戸の湊川神社の宝物殿を移築したもので、大石内蔵助が所持していた備前長船清光・康光の大小刀や討入りで使用された采配などの貴重な資料が展示されています。宝物殿別館では、浅野家と大石家の宝物、浅野家断絶後の城主・森家に伝わる重宝類を展示。

義士木像奉安殿には、四十七義士の木像と浅野内匠頭木像、萱野三平の木像が奉安・展示されており、入館料は4館共通で大人450円となっています。見ごたえ抜群のお宝スポットですよ。

大石邸庭園
大石邸庭園は義士史料館の一部として残る池泉回遊式庭園で、大石内蔵助お手植えの松や内蔵助が愛したしだれ桜、内蔵助ゆかりの牡丹など「大石邸庭園七景」と呼ばれるスポットがあります。瓢箪池を含む邸内一帯の庭園には、大石内蔵助夫婦や子女ゆかりの場所としても非常に趣深さが感じられます。
 

赤穂大石神社のお守り・御朱印帳・おみくじ
せっかく神社の参拝に訪れたなら、お守りや御朱印はチェックしておきたいですね。次は、赤穂大石神社で販売されている「お守り」「御朱印帳」「おみくじ」について見ていきましょう。

お守り
赤穂大石神社のお守りは、「子宝御守」や武芸・勝負事にご利益が期待できる「勝守」、「力」の文字に強いパワーが込められた「力守」、強く握ることでパワーを頂ける「パワー上昇守」といった品のある袋守りなど、是非1つは持っておきたいお守りとなっています。この「パワー上昇守」には、大石内蔵助が手植えしたと伝わる松の木の古木が入っているそうです。子宝祈願の方は「子宝御守」を持つといいですよ。

御朱印帳
赤穂大石神社のオリジナル御朱印帳(初穂料1,200円)は、青と赤の2種類から選ぶことができ、青は討ち入り時の大石内蔵助がデザインされたもの、赤は同じく討ち入りの際の四十七士の様子が描かれたものになっています。赤穂大石神社ならではのデザインはなかなかの鳥肌ものです。

おみくじ
赤穂大石神社では「水みくじ」というおみくじが引けます。拝殿向かって左側の水鉢の水におみくじを浸すと運勢がきれいに浮かび上がってきます。水につけない「義士みくじ」もありますよ。
 

赤穂大石神社で特にパワーがある場所は?
赤穂大石神社で特にパワーがある場所は、境内全体です。忠臣蔵の聖地・赤穂市を代表するパワースポットとして四十七士ゆかりの遺構が多く遺されたこの神社は、境内全体でパワーが感じられるでしょう。
 

まとめ
赤穂浪士ゆかりの赤穂市が誇る赤穂浪士の聖地・赤穂大石神社。参道の両脇で出迎える四十七士の石像から厳かな空気が伝わってくるパワースポットです。参拝の後は史料館で赤穂浪士の歴史を辿り、水みくじで神様からのメッセージを受け取るのもおすすめですよ。赤穂大石神社で大願成就のパワーを分けて貰いましょう!

ライター Kikumikan
 

基本情報
住所:兵庫県赤穂市上仮屋字東組131-7
電話番号:0791-42-2054
拝観時間:8:30~17:00
拝観料:義士史料館は大人450円
定休日:無休
HP:https://www.ako-ooishijinjya.or.jp/
駐車場:無料駐車場あり(70台)
アクセス:
・JR播州赤穂駅から徒歩約15分
・山陽自動車道 赤穂I.Cから車で約10分
※記載した金額等は2023年7月時点のものであり、変更の可能性があります。

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