花園神社

酉の市で賑わう都会のオアシス「花園神社」
新宿の総鎮守・花園神社は、高層ビル群が林立し飲食店などの繁華街で賑わう、東京都新宿区新宿に鎮座しています。新宿駅から歩いて7分、新宿三丁目駅E2出口からはすぐと、アクセスのよい場所です。厳かで心地よい境内は、大都会のオアシスであり、パワースポットとしても知られています。

新宿の賑やかな街を見守る花園神社は、人々の心を和ませる癒しのスポットとなっています。花園という社名の響きも、心がやわらぎ解けるような感覚を受けます。日常雑多の中でふと足を運んでみれば、心落ち着き自分に立ち返れる、貴重な場所となるのではないでしょうか。

花園神社は、金運・開運・縁結び・芸事などのご利益があります。11月に行われる「酉の市」(大酉祭)は有名です。関東三大酉の市の1つで、商売繁盛を願い熊手を求める多くの人で賑わいます。

末社の威徳稲荷神社は、商売繁盛・夫婦和合・子授けのパワースポットです。芸能浅間神社は社名にあるように、芸能のご利益があり、芸能関係者も多く訪れています。

また、納め大明神は、神札を納めるだけでなく、腹の立つことも納めて良いそうです。新宿の発展は、計り知れないほど懐の深い神が鎮まる、花園神社のお陰なのでしょう。 


花園神社の特徴
花園神社は、江戸幕府が開かれる以前から、大和吉野山(奈良県)より勧請され、この地に祀られていました。江戸時代の寛永年間以前には、現在の鎮座地より250mほど南(現・伊勢丹デパート)に位置していました。

寛永年間には、旗本の朝倉筑後守が、鎮座地周辺に下屋敷を拝領します。そして、花園神社の社地が、朝倉氏の敷地内に囲い込まれてしまいました。そのため、幕府に訴えたところ、現在の場所を拝領しています。

元々は徳川御三家筆頭であった、尾張藩の下屋敷の庭の一部で、多くの花が咲いている花園でした。花園跡に祀られた神社ということから、現在は花園神社という美しい社名が付けられています。かつては、花園社・稲荷神社・三光院稲荷・四谷追分稲荷などと呼ばれていたようです。

明治時代の神仏分離令により、三光院のご本尊は愛染院に遷されて三光院は廃絶となりました。そして、神名帳の提出時に、花園の文字を書き忘れ「村社稲荷神社」として登録されてしまいます。

しかし、稲荷神社と言えば総本山・伏見稲荷神社を指すため、大正5年に東京府知事に対し社号改名願を提出し、「花園稲荷神社」となりました。昭和40年には、御社殿建替えが行われ、末社・大鳥神社を本社に合祀しています。その際に社名が、現在の正式名称・花園神社となりました。 


花園神社のご祭神
ご祭神
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
受持神(うけもちのかみ)
 

花園神社のご利益
花園神社は、財福招来・開運出世・夫婦和合・子授け・縁結び・恋愛成就・芸能など、様々なご利益で知られています。

授与品の仕事(志為事)守は、新宿区の名物である「内藤とうがらし」の絵があしらわれています。真っ赤なとうがらしの実は、上を向いて実ることから、為す事・志す事などの仕事に関する事が、上向きに上手く進むよう祈願されています。
 

花園神社のどこが見どころか?
東京23区の中心となる新宿区は、乗降者数も世界一となり、日本の経済・文化でも中心と言えます。かつては、街道沿いでありながらも静かな場所でした。

甲州街道と鎌倉街道が交差する要所で、江戸時代に新しい宿場町ができたことから、新宿と呼ばれるようになりました。そんな新宿の守護神となる花園神社は、大きなエネルギーに満ちています。

花園神社の大鳥居は、新宿でも有数の高さを誇ります。大鳥居をくぐって、都会の喧騒から解き放たれ、静かな境内を散策してみましょう。また、参道では毎週日曜になると、「花園神社青空骨董市」が開催され賑わいます。

社殿
花園神社の社殿は、幾度も火災に見舞われ、社殿はそのたび再建されてきました。昭和40年には、社殿の老朽化のため新しく造営され、鉄筋コンクリート造りの社殿・社務所となりました。

参道の白い石畳や石段の先に、鮮やかな朱色の社殿があります。無機質なビルの間に佇む、美しく華やかな社殿に、訪れた人々は安らぎを感じ癒されることでしょう。

芸能浅間神社
芸能浅間神社には、ご祭神・木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)が祀られています。花園神社は、芝居・舞踊の興行に縁が深い神社です。

江戸時代には社殿再建のため、境内に劇場を設けて、見世物・演劇・踊りなどの興行が行われ、再建を果たしてきました。そのため、芸事にご利益があるとされ、今でも芸能関係の奉納が多く見られます。

富士信仰の神社であるため、小さな富士塚の上にお社があり、7月には「お山開き」も行われています。

威徳稲荷神社
朱い奉納鳥居が並ぶ威徳稲荷神社は、商売繁盛をはじめ、夫婦和合・子授け・縁結び・恋愛成就などのご利益があります。特に、若い女性から人気の神社です。

社殿とお社の後ろのゴツゴツした岩山の2か所に、男根が祀られ撫でるとご利益があるそうです。社務所では、家内円満・夫婦和合にご利益のあるお守りを授与いただけます。

納め大明神
古くなった神札・神符を納める、納め大明神が社殿前の石段脇にあります。納め大明神の左側には木札があり、「腹の立つ事なども当神社にお納め下さい」と書かれています。優しいお言葉に甘えて、お腹に抱えているもの全てを納めさせていただいてはいかがでしょうか。

酉の市
花園神社には大鳥神社も合祀され、ご祭神の日本武尊の命日である11月の酉の日に、酉の市が行われています。酉の市は関東地方を中心に明治時代から始まり、鷲や鳥にちなんだ寺社の年中行事として知られています。多くの露店が並び、「縁起熊手」が売られる年末の風物詩となるお祭りです。

花園神社では見世物小屋の、名物「火を噴く女」など、派手なパフォーマンスを観ることができ賑わいをみせます。
 

花園神社の一番パワーのある所
花園神社は、商売繁盛・仕事運・金運などに繋がる、男性的でエネルギッシュなパワーに満ちています。特に威徳稲荷神社は、成功へと導く集中力が養われるとされています。境内をゆっくりと散策して、エネルギーチャージしましょう。
 

花園神社のまとめ
東京都新宿区に鎮座する、新宿の総鎮守・花園神社は、金運・開運・縁結び・芸事などのご利益があります。境内はスッキリと心地よく、大都会のオアシス、パワースポットとして知られています。

11月の「酉の市」は有名で、関東三大酉の市の1つとなっています。末社の威徳稲荷神社はパワースポットで、商売繁盛・夫婦和合・子授けのご利益があり、芸能浅間神社は芸能のご利益があるとされています。

かつては静かな場所であった新宿が、今のように発展を遂げているのは、花園神社の力強いパワーに見守られているからでしょう。花園神社を訪れて、ぜひエネルギーを頂きましょう。

(ライター 梅花桜花) 


基本情報
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-3
TEL 03-3209-5265
定休日   無
拝観時間  24時間参拝可能
拝観料   無
アクセス  東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線 新宿三丁目駅E2出口 すぐ
      JR・小田急線・京王線 新宿駅東口より 徒歩7分
      首都高速4号新宿線 新宿出口より 5分
      都営バス 品97系統 新宿西口行き 新宿三丁目下車  徒歩3分
      都営バス 早77系統 早稲田行き  新宿伊勢丹前下車 徒歩3分
駐車場    無
http://hanazono-jinja.or.jp/

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