三石神社の武内宿禰の像に触れて満願成就!
兵庫県神戸市兵庫区に鎮座する三石神社は、神功皇后が三韓征伐からの帰途、この地の三つの石で神占いを行ったことが始まりとされるパワースポットです。そんな三石神社とは一体どんな神社なのでしょうか?今回は、「三石神社」の人気の秘密や歴史、ご祭神、ご利益、見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。
三石神社はどんな神社?特徴は?
三石神社は神功皇后を祀る神社で、Jリーグのヴィッセル神戸の選手達が毎年必勝祈願に訪れるという和田神社のお隣に鎮座しています。神功皇后は日本の第15代天皇・応神天皇の母にあたる神様で、女性ながらも妊娠中に三韓征伐を成し遂げた勇ましい女神です。
三石神社は、同じ神戸市兵庫区出身で、東京オリンピック(2020)で金メダルを獲得した柔道の阿部一二三選手と阿部詩選手兄妹の地元神社でもあります。ご祭神は神功皇后のほかに、天照大皇神と素盞鳴大神をお祀りしており、勝運祈願や安産祈願、厄除けなどのご利益で有名です。
三石神社の名前の由来は、三韓征伐から凱旋された神功皇后が和田岬に上陸し、三石を立てて神占いをされ、廣田、生田、長田、住吉の神々をその地に祀らせた儀式の場ということにちなんでいるとのこと。神功皇后ゆかりの由緒正しいパワースポットということがいえます。
拝殿前にある神功皇后とまだ生まれたばかりの応神天皇を抱く武内宿禰(たけうちすくね)の像も印象的です。三石神社の境内社は三好稲荷神社・東洋大明神で、例大祭は5月17日に近い日曜日に執り行われます。
三石神社の歴史
三石神社のある和田岬は、ご祭神の神功皇后が凱旋の帰途上陸された地で、3つの石を立てて神占いを行った結果、廣田・生田・長田・住吉の神々を其の地に祀らせたという場所です。602年、推古天皇もこの地を訪れ、禊を行ったところを祓殿塚(はらいどののつか)といい、玉座にした石を三石といいます。 当時の神号は「往来神・雪気神(ゆきけのかみ)」としました。安土桃山時代の1593年、社殿を再建する際に雪気神を「三石大神」と改称します。
神社があった場所は、元々現在地から東南300m程の地にあって「元三石」といいましたが、江戸時代の1722年に移転。その地が三菱神戸造船所設立に伴う鉄道用地となることから、1906(明治39)年に再び移転し、現在地に移りました。
三石神社のご祭神
三石神社のご祭神は、神功皇后、天照皇大神、素盞鳴大神の3柱です。
神功皇后(じんぐうこうごう)
神功皇后は夫・仲哀天皇の没後、新羅に出兵して三韓征伐を果たし、仲哀天皇の意志を継いで熊襲討伐を成し遂げるなど、天性の統治能力のある女帝と記されています。危険な状況の中で無事、応神天皇を出産し、立派に育て上げたことから、安産や子育てのご利益もあるといわれています。
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
天照皇大神は日本における太陽神であり、最高神でもある神で、大地に豊かさをもたらすというご神徳があります。天照皇大神の神格は、高天原主神、太陽神、幡織神、農業神、皇祖神で、国土安泰、五穀豊穣、開運招福、子孫繁栄、厄除け、勝負運などのご利益を司っています。
素盞鳴大神(すさのおのおおかみ)
素盞鳴大神は八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した伝承で知られるご祭神で、水を司っています。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の御子神にあたり、天照皇大神の弟神とされる神です。
荒々しい乱暴者で、高天原で大暴れし、たびたび伊邪那岐命や天照皇大神の怒りを買っていましたが、正義感が強く、困っている者を助けるという性格も持ち合わせていたといいます。素盞鳴大神の主なご利益としては、水難除けや五穀豊穣、厄除開運、縁結び等です。
三石神社のご利益とは?
三石神社の主なご利益は、厄除開運、商売繁昌、勝運祈願、安産祈願、家内安全、学業成就、病気平癒、健康長寿、海上安全、交通安全などが挙げられます。
三石神社の見どころとは?
次は三石神社の見どころについて見ていきましょう。三石神社の見どころについては以下の通りです。
神功皇后の像と幼き応神天皇を抱く武内宿禰(たけうちすくね)の像
弓矢を持った神功皇后の像は平成5年の「平成の大修造」記念として奉納されたもので、幼き応神天皇を抱く武内宿禰の像は、三菱神戸造船所から移転鎮座100周年と御鎮座1805年祭記念として2006(平成18)年に奉納建立されました。
武内宿禰は、第12代天皇の景行天皇から第16代天皇の仁徳天皇まで5代の天皇に仕えたとされる人物です。不思議なことに、この像に祈念しながら触ったり、さすったりすることで安産祈願や心願成就、病気平癒などの願いが叶ったという参拝者が増えたのだとか。願いがある方は是非この像に祈念し、触ってみましょう。
三好稲荷神社・東洋大明神(境内社)
三石神社の鳥居をくぐると、その正面の突き当たった所に境内社の三好稲荷神社があり、東葉大明神が祀られています。真っ赤なお社なのですぐ分かりますよ。こちらでも商売繁昌祈願をすると良いですね。
三石の遺跡
境内社の三好稲荷神社の左手には、三石神社の名前の由来ともなった3つの石があり、推古天皇が禊を行い、玉座にした石を三石と呼んだそうです。この三石にはいくつかの説があり、この3つの石で安産を祈ったともいわれています。三石神社のルーツを辿るのに欠かせないパワースポットといえますね。
船のスクリュー
境内の一角にある金のスクリューも見どころの1つ。こちらは船のスクリューで、近くの造船所(三菱重工業神戸造船所)から奉納されたものだそうです。三石神社は、僧侶の行基(ぎょうき)が和田泊を興した際、神功皇后の神霊が現れて船の往来を見守るといわれ、祓殿塚(はらいどののつか)の旧跡に祠を建てたと伝えられる神社ということも関係しているようです。
三石神社のお守り・御朱印帳
せっかく神社の参拝に訪れたなら、お守りや御朱印はチェックしておきたいですね。次は、三石神社で販売されている「お守り」「御朱印帳」について見ていきましょう。
お守り
三石神社のお守りといえば、2021年の東京オリンピックで優勝した阿部兄妹が持っていた「勝御守」が有名です。三韓征伐で見事勝利の凱旋を果たした神功皇后のご利益が強力なことが分かりますね。安産のご利益も強いので、「安産御守」もおすすめです。安産祈願をすると、腹帯や3つの石が入った「祈石」も付いてきます。三石神社では、3つの石が入った「祈石」の小石の色が白2個ならば男の子、黒2個ならば女の子を出産するという古来の占いに基づいています。
御朱印帳
三石神社のオリジナル御朱印帳情報はありません。御朱印(初穂料300円)は、神功皇后のお姿の青いスタンプが素敵な御朱印となっています。
三石神社で特にパワーがある場所は?
三石神社で特にパワーがある場所は、三石の遺跡です。三石の遺跡は、三石神社の名前の由来ともなった3つの石がある場所。推古天皇が禊を行い、玉座にした石を三石と呼び、8世紀の天平時代には、祓殿塚の旧跡に祠を建てて「雪気神(ゆきけのかみ)」という神号としました。
拝殿前の神功皇后の像と幼き応神天皇を抱く武内宿禰の像も、祈念しながら触ると満願成就したという報告も続出したそうなので、この2箇所は見逃せませんね。
まとめ
武神・安産の神として有名な神功皇后を祀り、柔道の阿部一二三・詩兄妹も必勝祈願をして東京オリンピックで見事優勝を果たしたという霊験あらたかな三石神社。拝殿前の神功皇后の像と幼き応神天皇を抱く武内宿禰の像を祈念しながら触ると願いが叶うといわれているので、願いを込めて触れてみて下さいね。
ライターネーム Kikumikan
基本情報
住所:兵庫県神戸市兵庫区和田宮通3丁目2-51
電話番号:078-671-2531
拝観時間:9:00~16:00
定休日:情報無し
HP:http://www.mitsuishi.or.jp/
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:
・JR和田岬線/神戸市営地下鉄湾岸線 和田岬駅2番出口から徒歩約1分
・阪神高速道路 湊川I.Cから車で約6分
※記載した金額等は2023年7月時点のものであり、変更の可能性があります。

