鶴岡八幡宮

鎌倉の守護神「鶴岡八幡宮」
神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮には全国から多くの参拝者が訪れます。観光名所でもある鶴岡八幡宮は見どころがたくさんあり、多くの歴史上の物語が生まれた場所でもあります。この地はエネルギーの通り道でもあり(龍穴)、大地の気がみなぎるエネルギーの高い場所とも言われます。

今回は、秘めたパワーと鎌倉の伝統を受け継ぐ鶴岡八幡宮の魅力について、探訪していきたいと思いますので参考にしてくださいね。

 

鶴岡八幡宮の歴史
平安時代の頃、武士であった源頼義が京都にある石清水八幡宮を鎌倉に勧請したことが始まりです。その当時は現在の場所ではなく由比ガ浜付近でしたが、初代将軍源頼朝が鎌倉入りの際、現在の場所に社殿を構えました。

1191年(建久2年)鎌倉幕府の宗社として、当時の武士や町の人々の拠り所となり鎌倉の町づくりの中心となります。現在の社殿は江戸幕府11代将軍徳川家斉により再建され、国の重要文化財に指定されています。

 

鶴岡八幡宮の特徴
鶴岡八幡宮は日本三大八幡宮の一つとされており、奈良時代の頃より全国に広まった4万社以上ある八幡宮・八幡社の中心でもあります。また鶴岡八幡宮はエネルギーが流れ込む龍穴スポットと言われています。龍穴とは陰陽道、風水などで繁栄する土地といわれ、大地の気がみなぎり流れついた場所でもあるのです。とてもパワーがありそうですね。

また参道が海岸から一直線に八幡宮まで伸びているのも特徴で、途中から道が一段高くなる段葛(だんかずら)が有名です。

 

鶴岡八幡宮のご祭神
応神天皇(おうじんてんのう)
第15代天皇で、歴史上で実在した最初の天皇ではないかと言われていますが確定はされていません。父は14代仲哀天皇、母は神功皇后です。

神功皇后(じんぐうこうごう)
応神天皇の母であり、亡くなった仲哀天皇の遺志を継いで九州熊襲征伐、三韓征伐(新羅、百済、高麗)を達成し応神天皇が即位するまでの70年もの間摂政として君臨しました。聖母(しょうも)と呼ばれていました。

比売神(ひめがみ)
一般的に比売神とは、神様の名前ではなく神社に祀られている主祭神と関係ある妻や娘といった女神を示します。

 

鶴岡八幡宮のご利益
勝負運・仕事運
平家を倒し歴史上初めての武家政権である鎌倉幕府を開いた源頼朝。その勝負運の強さにちなんでいることから、仕事運や出世運にご利益があると言われます。

安産
主祭神である神功皇后が懐妊中に戦に出かけて勝利したのち、無事応神天皇を出産したことから安産祈願のご利益があると言われています。

縁結び・良縁・夫婦円満
仲睦まじかった源頼朝と政子から夫婦円満・良縁のご利益があるとされています。また自らの命を顧みず、愛する人を慕う歌を披露した静御前にちなんでいます。

学業成就・必勝祈願
神社内にある白旗神社は黒塗りの社が印象的です。この白旗神社は祭神である源頼朝の武功にちなみ、学業成就・必勝にご利益があるとされ信仰されています。

 

鶴岡八幡宮の見どころポイント
参道「若宮大路」の段葛(だんかずら)
由比ガ浜の海岸より約2㎞続く参道が若宮大路です。二ノ鳥居から先には道が一段高くなった段葛(だんかずら)となり、両脇には桜やつつじが植えられ、花の咲く季節には人でにぎわいます。この段葛は源頼朝が妻の北条政子の安産を祈願して造られた道です。

この道は奥に進むほど道幅が狭まり、遠近法で戦の際の敵の目をくらまして侵入を防ぐ役割もあると言われます。

静御前の舞
かつての若宮廻廊は静御前が舞った場所として知られています。源義経の妾であった静御前は、義経が兄の頼朝と対立したために捕えられて鎌倉に送られてしまいます。

静御前は頼朝の前で舞を披露することになった際、愛する義経を慕う歌を披露したことにより頼朝の激怒にあってしまいます。その時、妻の北条政子が夫をなだめ静御前をかばったと伝えられています。現在はこの若宮廻廊跡地には舞殿が造られ様々な催し物が行われています。

本宮の大石段
本宮へ行くときに登る階段が61段ある大石段です。この大石段を登り切った先で振り向けば、遠く由比ガ浜や一ノ鳥居まで見渡すことができます。冬の空気が澄んだ時期になれば伊豆大島も見られるそうです。

また3代将軍源実朝は、この大石段横の大銀杏に隠れていた刺客に暗殺されてしまいます。その死により頼朝から始まった源氏の政権は終わってしまいました。

本殿に掲げられた額
本殿前の朱色に塗られた楼門に「八幡宮」の額が掲げられています。この額の八の字は知っている方も多いですが、向かい合った鳩の姿になっています。八幡神の使いが鳩であることからこのような額となったのですが、ぜひ忘れずに探してみてくださいね。

源平池
源平池では季節の花々が美しく人気のある場所です。藤の花やつつじ、桜、蓮などが時期になると咲き、池に沿って作られた「神苑牡丹園」では冬と春の見ごろになると1000株もの牡丹の花が咲き誇ります。

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
鶴岡八幡宮の歴史や鎌倉の魅力を紹介しています。パネルの展示や映像などで鎌倉の伝統の文化・自然、また神社や史跡などの情報発信の拠点ともなっています。

施設の中にはカフェやショップも新設され、オリジナルのスイーツや食事が楽しめます。また店内には2010年に倒れてしまった御神木である大銀杏の幹も保存されています。

 

鶴岡八幡宮のパワーの高い場所
鶴亀石
白旗神社へ続く道の途中「鶴亀石」という二つの石が祀られています。『水をもって石面を洗うときは鶴亀の紋様が輝きあらわれる』と相模国風土記にあります。石に鶴と亀の紋様がただ現れるというだけでなく「輝きあらわれる」と書かれ、この石はとてもめでたくありがたい石だと思われます。触るだけでもパワーがもらえるので、ぜひ立ち寄りたい場所ですね。

政子石
旗上弁財天社にも石が祀られ家庭円満・安産のご利益があるスポットとして有名です。この石は「政子石」と呼ばれ源頼朝が妻である北条政子が懐妊した時に安産祈願をした石と言われています。頼朝と政子の仲睦まじい夫婦愛、家庭円満のご利益にあやかりたいですね。

大銀杏の木
樹齢800~1000年と言われる大銀杏の木は2010年3月10日の雪まじりの強風に耐えられずに折れてしまいました。それまで鶴岡八幡宮のシンボルとしての存在感を放っていたので残念に思う方が多かったのですが、なんと折れた大銀杏の木の根元より新芽が出てきて今も成長を続けています。

また倒れた神木を再生可能な長さに切断して近くの場所に移植。一年後にはその場所からも新芽が出てくるという、再生と生命の力強さを感じるパワースポットにもなっています。

 

まとめ
武家政権が初めて誕生した鎌倉時代は、ここ鎌倉が日本の中心地でした。その名残である鶴岡八幡宮には歴史好きにはたまらない、様々な歴史の物語があった場所ではないでしょうか。現在においても強いエネルギーと龍穴としての大地のパワーを感じられる場所になっています。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

 

ライター:Shoko.S

 

基本情報
所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
電話:0467-22-0315
定休日:無休
拝観時間:5時~21時(4月~9月)、6時~21時(10月~3月)
交通アクセス:
・JR横須賀線・湘南新宿ライン 鎌倉駅東口 徒歩10分
・江ノ島電鉄 江ノ電鎌倉駅 徒歩10分
車:横浜横須賀道路「朝比奈I.C」から5km約15分
駐車場:9:00~19:30 予約状況により変動あり 1時間600円 40台

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