大洗磯前神社は神磯の鳥居と日の出の絶景パワースポット
茨城県東部の大洗町(おおあらいまち)にある「大洗磯前(おおあらいいそさき)神社」は、本殿と拝殿、随神門が県指定や町指定の文化財にも指定されている荘厳で美しい神社です。
太平洋沿いの丘の上に鎮座し、神社の境内からは太平洋の素晴らしい景色が広がっています!大洗海岸の岩礁にある「神磯の鳥居」はこの神社のメインパワースポット。
おなじみの徳川光圀公も愛された神社で、ご利益も多岐に亘りますが、海上安全や交通安全、職場安全など「安全」を祈願したい人にもおすすめです。今回は、そんな「大洗磯前神社」の人気の秘密や見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。
大洗磯前神社はどんな神社?特徴は?
大洗磯崎神社は、日の出の景色が人気を博している「神磯の鳥居」が大洗海岸沿いにあり、年間を通じて多くの催事が催される神社でもあります。その歴史は1100年以上!御社殿や随神門に施された細かい彫刻が美しく、江戸初期の建築様式を垣間見ることができます。
太古の時代から日本を守っておられる大己貴命(おおなむちのみこと)と少名彦命(すくなひこなのみこと)が主祭神と配祀神として祀られており、主に福徳円満・家内安全・商売繁盛・農業・漁業・知徳剛健を司っています。
大洗磯前神社の歴史
大洗磯崎神社の創建は平安時代の856年。文徳天皇の時代に創建され、16世紀半ばの永禄年間の戦乱で荒廃した神社を1690年(江戸時代)に水戸藩2代藩主の徳川光圀公が再建に着手。3代目の綱條公の代で本殿と拝殿、随神門が完成しました。本殿と拝殿は県指定の文化財に、随神門は町指定の文化財に指定されています。
大洗磯前神社のご祭神
大洗磯前神社には、主祭神に大己貴命(おおなむちのみこと)、配祀神に少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られており、この二柱がご祭神です。
主祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)
大洗磯前神社の主祭神は大己貴命で、「大国主命(おおくにぬしのみこと)」や「大黒様」とも呼ばれる神様。配祀神である少彦名命(すくなひこなのみこと)と共に、国造りのため、境内の前方にある岬の岩礁に降臨されました。
縁結びの神として有名ですが、国土・産業開発や五穀豊穣、商売繁盛、夫婦和合、病気平癒、厄除開運、航海守護、養蚕守護など、そのご利益は多岐に亘ります。
配祀神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
配祀神の少彦名命(別名えびす様)は、主祭神である大己貴命と協力して国造りをして来られた体の小さな神様。海の向こうの「常世の国」から渡来してきたとされ、医療、医薬、病気平癒、無病息災、商売繁盛、五穀豊穣、漁業・航海守護、開運招福などを司っています。
大洗磯前神社のご利益とは?
大洗磯前神社の主なご利益については以下の通りです。
縁結び・良縁成就・子宝祈願
主祭神の大己貴命は女性から大変モテたといわれており、出雲大社のご祭神でもあることから、縁結びの神様として有名です。恋愛や夫婦和合のみならずあらゆるご縁を結び、子宝祈願などにもご利益があります。
商売繁盛・五穀豊穣・開運招福
少彦名命は、大己貴命と共に国づくりを行ってこられました。そのため、商売繁盛や五穀豊穣、開運招福などのご利益があります。
国土開発・産業振興
大己貴命は、少彦名命と共に日本の国造りを完成され、国土開発や農業や漁業を含む産業振興全般も司っておられます。
医療・病気平癒・無病息災
大己貴命と少彦名命は、医療や病気平癒、無病息災の神様でもあります。医療従事者さんや心身の健康を願う人にもおすすめです。
海上安全・航空安全・交通安全・職場安全
大洗磯前神社は、海難防止など海上交通の神様としても信仰を集めており、航空や陸上交通の安全、職場安全、家内安全のほか、旅行安全や留学安全祈願などにもご利益があります。
大洗磯前神社の見どころとは?
次は大洗磯前神社の見どころについて見ていきましょう。他の神社とは異なる要素満載の大洗磯前神社の見どころについては以下の通りです。
神磯の鳥居
大洗磯崎神社の一番のパワースポットでもある「神磯の鳥居」は茨城県内の鳥居の中でも一番写真映えのする場所です。神が降り立った場所というだけあり、その美しさにうっとりしてしまうほど。注意書きを無視して岩礁まで入ってしまう人も多く、近年は水難事故で亡くなる人も多いそうです。絶好の日の出スポットなので、元旦には込み合います。
一の鳥居・二の鳥居
大洗磯前神社の「一の鳥居」は茨城県で最大と言われており、その高さは15.6m。かなりの巨大さに思わず圧倒されます。「二の鳥居」も真っ白でダイナミック!二の鳥居をくぐって階段を上ると、正面にご社殿があります。
御朱印帳・絵馬
この神社の見どころの1つに「神磯の鳥居」が描かれたオリジナル御朱印帳があります。いわば大洗磯前神社でしか手に入らないもの。御朱印の初穂料は500円、御朱印帳は1,000円です。
大洗磯前神社の絵馬は、大己貴命と因幡の白兎の神話に因んで作られた「大国絵馬」や「うさぎ絵馬」、「二福神絵馬」などが500円で販売されています。また、こちらの神社は「ガールズ&パンツァー」というアニメの聖地にも指定されており、その絵馬や御朱印帳もあるようです。
三体の石蛙と「福かえるお守り」
本殿前には参拝客から寄贈されたふくよかなカエルの石像が仲良く三体並んでいます。また、「無事かえる 若かえる 金運かえる」の「かえる守」など、お守りは600円で販売されています。
大洗海洋博物館
大洗磯前神社の境内にある海洋生物の博物館で、ご祭神が鎮座するこの地が水産業に縁のある土地であることや、海洋航海・海外開拓した御神徳をご祭神が景仰したことから、主に学生さん向けの教育施設として建設された博物館です。もちろん大人も入場できますよ!入館料は大人500円、中高校生300円、小学生以下が200円です。
周辺にも観光名所が集まっている
大洗磯崎神社の周辺には観光スポットも集まっており、コキアやネモフィラで有名な「国営ひたち海浜公園」や、亀をなでると宝くじの高額当選が出ると評判の「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」が車で約20~30分圏内にあります(いずれもひたちなか市)。
そのほかに、日本でもトップクラスの大型水族館「アクアワールド茨城県大洗水族館」や、太平洋を見渡すことのできる「大洗マリンタワー」、「めんたいパーク」、「大洗美術館」、幕末のことがよく分かる「大洗町 幕末と明治の博物館」などが徒歩圏内やレンタサイクルで廻れる距離にあります。
大洗磯前神社の特にパワーがある場所は?
大洗磯崎神社で一番のパワースポットは、見どころでもご紹介した「神磯の鳥居」です。日の出の景色が特に人気ですが、夕日に沈む絶景や月明かりに浮かぶ姿もそれぞれに趣深く、思わずため息が出るほどの美しさといえます。徳川光圀公もその美しさに魅せられ、「あらいその岩にくだけて散る月を一つになしてかへる浪かな」と詠まれました。(出典:常山詠草 上巻二)
まとめ
水戸藩のあった茨城県には名勝が多く、この大洗磯崎神社も関東を代表するパワースポットです。JR水戸駅からは大洗磯前神社へのバスも運行しているようですし、大洗駅からレンタサイクルで観光スポットを巡ってみるのも楽しいかもしれません。
ライターネーム Kikumikan
基本情報
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
電話番号:029-267-2637
営業時間:9:00~16:00
HP:http://oarai-isosakijinja.or.jp/
駐車場:
・境内に専用駐車場(無料)あり(夏季は有料になります)
・※大洗公園など周辺にも有料駐車場あり
アクセス:
・大洗鹿島線 大洗駅から車で約5分
・水戸大洗I.Cから車で約10分
・JR水戸駅北口から「大洗」行きの茨城交通バスで「大洗神社前」下車(乗車時間約35分)

