「別府の守り神」別府湾が一望できる八幡朝見神社
大分県別府市に鎮座する八幡朝見神社は、別府温泉の総鎮守で別府湾を一望できるパワースポットです。そんな八幡朝見神社とは一体どんな神社なのでしょうか?今回は、「八幡朝見神社」の人気の秘密や歴史、ご祭神、ご利益、見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。
八幡朝見神社はどんな神社?特徴は?
八幡朝見神社は「豊後八幡宮七社」の1つとされているパワースポットで、JR別府駅から車で4分というアクセスの良い神社です。別府温泉の総鎮守であり、境内からは別府湾を一望できます。
第二次大戦後に別府温泉の鎮守神である温泉神社を合祀し、別府温泉の総鎮守として、現在でも4月に催される「別府八湯温泉まつり」の中心となっている八幡朝見神社。
御神木の大楠木や夫婦杉、萬太郎清水などの見どころも多数あり、数多くのご利益が授かれることでも人気の神社です。
八幡朝見神社の境内社には、宇迦之御魂神を祀る稲荷社と市杵島姫命を祀る厳島社、祖神を祀る天祖社、別府温泉の鎮守神である温泉神社があり、例大祭は毎年10月19日に行われます。
八幡朝見神社の歴史
八幡朝見神社の創建は鎌倉時代初期の1196年で、豊前・豊後の守護となった大友能直公が豊後に入国してすぐに、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したのが始まりと伝えられており、以来、大友氏の崇敬を受けました。
当初は龍ヶ岡(現在の別府市上原町一の出)に境内地がありましたが、1348年に鶴見岳が噴火し、社地が崩壊したため、現在の別府市朝見に遷座しています。その後江戸時代の1670年に社殿が再興され、1814年には拝殿と回廊が建立されました。1922(大正11)年には、ご社殿の大改築が行われています。
神社の社格については、1873(明治6)年に村社に列格、1918(大正7)年には郷社となり、1937(昭和12)年には県社に昇格。現在は別表神社に列しています。
八幡朝見神社のご祭神
八幡朝見神社のご祭神は、大鷦鷯尊、誉田別命、足仲彦命、気長足姫命の4柱です。
大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)=仁徳天皇
応神天皇の第4子にあたり、日本の第16代天皇の大鷦鷯尊(仁徳天皇)は、4世紀末から5世紀の前半に87年在位した慈悲深い天皇で、人民の苦しみを見て、3年間租税を免除し、その間、自ら衣食住で倹約を図り、国家の為に尽力した人物とされています。仁徳天皇をお祀りする仁徳天皇陵は日本最大の前方後円墳として有名です。
誉田別命(ほむだわけのみこと)=応神天皇
誉田別命(応神天皇)は第15代天皇で、4世紀後半頃の大王といわれており、仲哀天皇と神功皇后の間に生まれた第4皇子です。古事記と日本書紀には、大陸から日本に渡ってきた渡来人を用いて国を発展させ、中世以降は軍神八幡神としても信奉されました。応神天皇の神格は武運の神、出世開運の神で、主に出世・成功などのご利益があります。
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)=仲哀天皇
日本武尊の第二子にあたる足仲彦命(仲哀天皇)は日本の第14代目の天皇で、仲哀天皇の妃神は、神功皇后(じんぐうこうごう)です。熊襲との戦いに敗れた仲哀天皇は、志半ばにして筑紫で崩御。その意志を継いで、妻の神功皇后が熊襲討伐を成し遂げます。
気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后
気長足姫命(神功皇后)は夫・仲哀天皇の没後、新羅に出兵して三韓征伐を果たし、仲哀天皇の意志を継いで熊襲討伐を成し遂げるなど、天性の統治能力のある女帝と記されています。危険な状況の中で無事、応神天皇を出産し、立派に育て上げたことから、安産や子育てのご利益もあるといわれています。
八幡朝見神社のご利益とは?
八幡朝見神社の主なご利益は金運上昇、縁結び、夫婦円満、家内安全、厄除け、無病息災などが挙げられます。
八幡朝見神社の見どころとは?
次は八幡朝見神社の見どころについて見ていきましょう。八幡朝見神社の見どころについては以下の通りです。
御神木の大楠木
八幡朝見神社の拝殿そばには、樹齢約1,000年を超える大楠の御神木があります。樹高30m程の大樹で、幹周りも10m以上あって思わず圧倒されるような見事なクスノキです。近くで1,000年の歴史を感じてみて下さいね。
朝見神社のクスノキとアラカシ林
八幡朝見神社の御神木の楠とアラカシ林は、貴重な天然林として大分県の天然記念物に指定されています。八幡朝見神社の境内には楠、アラカシ、イチイガシ、ケヤキ、エノキ、コジイ、スギなどの樹木が生い茂り、野鳥や小動物、昆虫も棲む鎮守の森として清らかなエネルギーを発しています。
朝見八幡臺(あさみばはんだい)
八幡朝見神社の朝見八幡臺は、御創建800年記念事業の中でも最大事業の造営といわれるものでした。拝殿前の参詣広場にある大舞台が朝見八幡臺です。丹塗りの清水の舞台を彷彿とさせる欄干が鮮やかな舞台で、別府の市街地や別府湾に加えて四国・国東半島まで一望でき、音楽会や各種催しなどが行われるステージにもなっています。
夫婦杉
表参道の階段を上ると見えてくる2本の杉の巨木。まっすぐ凛としている様子から「夫婦杉」と呼ばれ親しまれてきました。この2本のスギの下を2人で通り抜けると結ばれるという言い伝えがあり、縁結びスポットとして親しまれています。是非見ておきたいですね。
盃(さかずき)石と瓢箪(ひょうたん)石
表参道の御幸橋を渡り、2つめの鳥居をくぐると敷石の参道が広がっています。この敷石の途中に、盃の形をした「盃石」とひょうたんの形をした「瓢箪石」があり、初詣の時にこの敷石を踏むと、非常に縁起が良いといわれているので、こちらも是非訪れてみて下さい。
御神水 萬太郎清水
この手水舎の御神水は無病息災の水といわれており、孝行息子の萬太郎が汲んできた朝見の清水を不治の病を患っていた父親に飲ませたところ、たちまち全快したという伝説によって「萬太郎清水」と呼ばれるようになったとのこと。この清水は古くから枯れることなく、名水として今もなお多くの別府の人々から親しまれています。
八幡朝見神社のお守り・御朱印帳・おみくじ
せっかく神社の参拝に訪れたなら、お守りや御朱印はチェックしておきたいですね。次は、八幡朝見神社で販売されている「お守り」「御朱印帳」「おみくじ」について見ていきましょう。
お守り
八幡朝見神社のお守りはとってもユニーク。「別府八湯 温泉ねこ守」は8種類の猫のデザインが可愛らしいお守りです。開運や厄除けのお守りとしておすすめですよ!可愛い系なら「干支福守(新)」もおすすめ。12種類の干支はどれも可愛くて見逃せません。
女性におすすめのお守りは「美おまもり」と「輝き守」。「美おまもり」は小さな小さな袋守りで、「輝き守」は女性の着物姿を表現したおしゃれなデザインになっています。身に付けることによって「女子力」が向上し、人生がより輝くよう祈願してあるそうです。
そして才能開花したい方には、「才能開花御守」は必見!ピアノの鍵盤の形をしたとってもおしゃれなデザインです。「悩み事解消御守」は美しい切り絵になっていますよ!
そのほかにも「ダンシングストーン御守(新)」や「ぼけ封じ守」などのユニークな御守や、中秋の名月限定の「悠久御守(新)」、水面柄の「萬太郎御守」などもオリジナリティ抜群です!
御朱印帳
八幡朝見神社のオリジナル御朱印帳(初穂料2,000円)はなんと15種類以上!拝殿と夫婦杉がデザインのものは青と紫、黄色、ピンクの4色。木製の御朱印帳(2,000円)もあります。
そして人気なのが、着物柄になっている袋付きの御朱印帳で、こちらも2,000円。デザインがたくさんあって選ぶのに迷ってしまうかも。
御朱印は、八幡朝見神社と温泉神社の御朱印(初穂料各300円)、祝日限定・季節限定の御朱印(初穂料800円)もあり、こちらも種類豊富です。
おみくじ
八幡朝見神社のおみくじは実に種類豊富で、こちらもどれにしようか迷ってしまいそうなものばかり!オリジナルおみくじは「海の生き物みくじ」(初穂料500円)!別府限定というから見逃せませんね。福ふぐと華麗カレイ、多幸たこがありますよ。
その他にも、おみくじと水引の花が入った「華の筒みくじ」や「相撲おみくじ」、「一年安鯛みくじ」、「スクラッチみくじ ミニ金像付き」、「福招猫みくじ」、「無事帰るみくじ」、「鳩みくじ」、「干支みくじ」、「扇子みくじ」、「万葉集恋みくじ」、「傘おみくじ」、「姫みくじ」、「徳川武将みくじ」、「犬猫おみくじ」などびっくりするぐらい多くのおみくじがあるので、毎年違うものを試してみたくなりますね!
八幡朝見神社で特にパワーがある場所は?
八幡朝見神社で特にパワーがある場所は、2本の夫婦杉があるところです。境内全体がパワースポットではありますが、その中でも門の役割も兼ねている夫婦杉は特にパワーが強い場所です。聳え立つ夫婦杉の大きさにも圧倒されるかもしれませんね。
まとめ
別府温泉の総鎮守であり、別府の守り神ともいわれる八幡朝見神社。別府湾が一望でき、夫婦杉や大楠木など境内の樹々のパワーも強力で、気持ちが浄化されるパワースポットです。お守りや御朱印帳、おみくじの種類もたくさんあって楽しめますよ。
ライターネーム Kikumikan
基本情報
住所:大分県別府市朝見2丁目15-19
電話番号:0977-23-1408
拝観時間:9:00~17:00
定休日:無休
HP:http://www.asami.or.jp/
駐車場:山側に駐車場あり
アクセス:
・JR別府駅から車で約4分(徒歩約16分)
・東九州道 別府I.Cから車で約13分

