日本三大祭の1つ「天神祭」で有名な大阪天満宮
大阪府に鎮座する大阪天満宮は、日本三大祭の1つ「天神祭」で有名で、菅原道真公を祀るパワースポットです。そんな大阪天満宮とは一体どんな神社なのでしょうか?今回は、「大阪天満宮」の人気の秘密や歴史、ご祭神、ご利益、見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。
大阪天満宮はどんな神社?特徴は?
大阪天満宮は、学問の神・菅原道真公を祀る1,000年以上の歴史を持つ古社で、地元大阪では「天満の天神さん」として親しまれています。大阪では梅の名所としても人気があり、約20品種・約100本の梅が咲き誇る2月の「梅まつり」も有名です。
近くに日本一長いといわれる「天神橋筋商店街」があり、大阪天満宮の門前町として江戸時代から発展してきました。
大阪天満宮は「日本三大祭」「大阪三大夏祭り」の1つに数えられる「天神祭」も人気で、このお祭りは、毎年7月24日から2日間開催されます。「日本三大祭」は、京都の「祇園祭」、東京の「神田祭」と並ぶ祭です。
大阪天満宮の北東には「星合の池」という池があり、こちらの池では、「願い玉」(初穂料500円)という運試しが行えるようになっています。願い玉は色別に分かれており、合格祈願や恋愛成就、商売繁盛、健康などの願いを込めて、梅の花の的に願い玉を投げます。花びらにうまく乗ったら願いが叶うというもの。
近くには、賑やかな天神橋筋商店街があり、参拝の帰りに飲食や観光も楽しめる神社です。
大阪天満宮の歴史
大阪天満宮の創建は奈良時代の650年で、日本第36代天皇の孝徳天皇が難波長柄豊崎宮(なにわのながらのとよさきのみや)を造営した頃、都の西北の守護神として大将軍社という神社をこの地に祀ったのが始まりとされています。以来この地は「大将軍の森」となり、その後には「天神の森」ともいわれ、現在もその名を残しています。
平安時代の901年に御祭神の菅原道真公が太宰府へ向かう際、この大将軍社に参詣し、旅の無事を祈願したといわれています。その後、道真公の没後50年ほど経った949年、この大将軍社の前に一夜で7本の松が生え、夜毎に霊光を放ったという不思議な物語が伝わりました。
これを耳にした村上天皇が勅命によって道真公の御霊を手厚く祀り、社殿が創建されたといいます。以後、当社は大将軍社を摂社とし、天満宮を中心とした社となりました。
大阪天満宮は享保の大火や1837年の大塩平八郎の乱による大火で全焼するなど、幾度かの火災に巻き込まれましたが、1843年に本殿と拝殿が再建されて復興を果たしています。明治時代に入ると、府社に列格。戦後に神社本庁の別表神社に昇格しました。
大阪天満宮のご祭神
大阪天満宮のご祭神は、菅原道真公です。
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
菅原道真公は平安時代の貴族・学者で、忠臣として名高く、天皇から重用されて、その優れた頭脳で右大臣にまで昇進するも、謀反を計画したとあらぬ嫌疑をかけられて太宰府に左遷され、現地で没しました。
道真公の死後、関係者が次々と変死したり、天災が起こったりしたことから、道真公が怨霊と化して起こしたことではないかと畏れられ、天満天神として信仰の対象となり、現在は「学問の神」として全国で篤く信仰されています。
大阪天満宮のご利益とは?
大阪天満宮の主なご利益は、諸願成就、商売繁盛、恋愛成就、厄除け、学力向上、家内安全などが挙げられます。
大阪天満宮の見どころとは?
次は大阪天満宮の見どころについて見ていきましょう。大阪天満宮の見どころについては以下の通りです。
本殿
大阪天満宮は、江戸時代に7度も火災に遭いましたが、大塩平八郎の乱の6年後にあたる1843年に市内の氏子をはじめ沢山の賛同者の協力の下、現在の本殿が再建されました。氏子さん達によって守られたおかげで、太平洋戦争でも焼けずに残ったという本殿。沢山の人々の協力と思いが込められています。
梅花殿(国指定登録有形文化財)
「梅花殿」は1926(大正15)年に行われた「1025年大祭」の記念建造物で、1927(昭和2)年に境内の東端中央寄りに立つ優美なご社殿です。建築様式は平安朝寝殿造り、内部は書院造りで、伊勢神宮の古材が使用された格式高い建物。梅花殿では現在、神前結婚式などの儀式が執り行われています。梅花殿の襖絵の数々も見どころの1つとなっています。
表大門
大阪天満宮の表大門は本瓦葺きの四脚門で、門の上部には注連縄が掛けられており、細やかな彫刻や両脇に掲げられた灯籠も見事です。門の真下から天井を見上げてみると、保存状態が良く美しい十二支の方位盤が目に飛び込んできます。
それぞれの干支も非常に繊細に作り上げられており、東西南北も正確に表示されています。神社の玄関というだけあって、壮麗な佇まいが印象的です。
蛭子門と蛭子社
大阪天満宮には門が6つあり、蛭子門もその中の1つ。門をくぐるとすぐ左手に蛭子社(戎社)が祀られていたことから「蛭子門」と呼ばれてきたそうです。その後、戎社は境内西北に移されましたが、「蛭子門」の名前はそのまま残っています。
こちらの門はスタイリッシュな黒でインパクトも大!門の傍のやわらかな微笑みを湛えた恵比寿様の像には癒やされます。「ガラス業発祥の地」の碑も気になるところです。
大将軍社
重厚感のある境内社の大将軍社は道真公が大宰府に向かう前に参拝したといわれるお社で、境内の西北に鎮座しています。天満宮の鎮座より約300年前の650年に創建されました。元日の「歳旦祭」の前に、「拂暁祭(ふつぎょうさい)」という神事が大将軍社で行われます。いわば大阪天満宮の原点といえるパワースポットです。
天神祭
一千余年の歴史を持つ大阪天満宮の天神祭は「日本三大祭」の1つ。 また、「大阪三大夏祭り」の1つにも数えられています。6月下旬の吉日から約1か月間に亘って行われる大祭で、約130万人もの人々で賑わいます。
2023年は4年ぶりに天神祭が執り行われました。7月24日が宵宮祭、7月25日が本宮祭で、本宮祭の夜は、船渡御が行われ、華麗な奉納花火が上がります。また、無病息災を願い木の鉾を川に流す「鉾流(ほこなが)神事」や1,500人が色とりどりの衣装を身に纏い街を練り歩く「陸渡御」などの神事が行われるのも見逃せません!
梅まつり
大阪天満宮では、2月の中旬頃から3月の中旬にかけて梅の見頃を迎え、「梅まつり」が開催されます。約20品種・100本余りの可憐な梅が「星合池(ほしあいのいけ)」周辺に咲き誇り、境内を華やかに彩ります。2月の10日頃から2月末日までは「てんま天神梅まつり」(9時から17時まで)も無料で拝観できますよ。
大阪天満宮のお守り・御朱印帳
せっかく神社の参拝に訪れたなら、お守りや御朱印はチェックしておきたいですね。次は、大阪天満宮で販売されている「お守り」「御朱印帳」について見ていきましょう。
お守り
大阪天満宮のおすすめのお守りは、水引細工の可憐な梅の花があしらわれた「梅小町守」(初穂料1,000円)。いつまでも美しく健康でいられるよう祈願して頒布された女性向けのお守りです。仕事力を活かせるよう、青・緑・紫の3つの力を込めた「仕事力守」(1,000円)はお仕事の成功を願う方に。
縁結びのお守りの「絆守」(1,000円)は大切な人との絆を深めたい方にピッタリのお守りです。そのほか、お守りと御札、絵馬がセットになった「合格御守」や「学徳向上御守」(各3,000円)、巾着型とカード型が選べる「身体健全御守」(各1,000円)など、どのお守りも梅の花が入って素敵なデザインとなっています。
御朱印帳
大阪天満宮のオリジナル御朱印帳(初穂料1,500円)は、紅白の梅がモチーフのシンプルで上品なうぐいす柄の御朱印帳と黒を基調にピンクや紫、ゴールドなどの梅をあしらった御朱印帳の2種類。天神祭を切り絵風にデザインした御朱印帳は夏季限定(天神祭期間中)で頒布されています。また、毎月25日の御縁日限定の御朱印帳(2,200円)には方位盤がプリントされています。
御朱印(初穂料500円~)は期間限定のものも合わせると10種類以上あり、通常版はもちろん、道真公や撫で牛が切り絵になった御朱印などが大人気。「天神祭」や「梅まつり」限定バージョンなどいろんな種類が楽しめるのがいいですね。
大阪天満宮で特にパワーがある場所は?
大阪天満宮で特にパワーがある場所は、大将軍社です。大将軍社は大阪天満宮の鎮座より300年も前に鎮座しており、そこに大阪天満宮が創建されたのです。菅原道真公も太宰府に遷られる前にこの大将軍社に参拝されています。大阪天満宮を訪れたら是非訪れておきたい場所です。
まとめ
日本三大祭の1つ「天神祭」で有名な大阪天満宮。祭は6月下旬から約1ヶ月かけて盛大に行われ、ダイナミックに打ち上がる花火は毎年多くの人々を魅了します。境内を彩る艶やかな梅の花や格式高いご社殿も大阪を代表する天満宮の趣深さを物語っています。
ライターネーム Kikumikan
基本情報
住所:大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8
電話番号:06-6353-0025
拝観時間:9:00~17:00
定休日:無休
HP:https://osakatemmangu.or.jp/
駐車場:無料駐車場あり
アクセス:
・大阪メトロ 谷町線/堺筋線 南森町駅4番出口から徒歩約3分
・JR東西線 大阪天満宮駅7番出口(東西線アクセスビル)から徒歩約4分

