桐生天満宮

吉神の「龍」が財運を招くパワースポット桐生天満宮
桐生広域総鎮守・桐生天満宮は、群馬県桐生市天神町に鎮座しています。令和5年6月には、桐生天満宮の「本殿・幣殿・拝殿の一棟」と、末社の「春日社」が国指定・重要文化財となりました。

古くから「昇運の神・桐生天神」と仰がれてきた桐生天満宮は、歴史の上でも学術的にも高い価値が認められ、これからも益々、多くの人々に崇められ栄えていくことでしょう。

京都の北野天満宮の分霊が祀られた桐生天満宮は、「関東五大天神」とも称されています。社殿の壮麗な彫刻や絵画の中には、「龍」が多くあしらわれ、特に本殿向拝と拝殿天井画は「貴龍」と呼ばれています。地名の桐生と紐づけられた「貴龍」は、桐生天満宮の象徴として有名です。「龍」は吉神であり、財運招来の神として篤く信仰されてきました。

また、桐生天満宮は大岩の上に建ち、「岩の上の天神」としても称されてきました。古くから大樹や大岩は自然崇拝の対象であり、その岩の上に社殿が築かれたことで、一層人々の信仰を集めます。

さらに、桐生天満宮の地は「理想的な風水の地」です。天地に充満する気・エネルギーを取り込めるパワースポットでもあります。好条件が重なり合った桐生天満宮を参拝して、境内に溢れる良い気をたくさん授かりましょう。
 

桐生天満宮はどんな神社?特徴は?
桐生天満宮の社伝によると、古墳時代の景行天皇(けいこうてんのう)の時に、天穂日命(あめのほひのみこと)を祀ったことが始まりとされています。かつては礒部明神と称していました。

南北朝時代の初期に、桐生氏の祖・桐生綱元が現在の鎮座地に遷しています。その際、天穂日命の子孫とされる菅原道真(すがわらのみちざね)公を祀り、天満宮となりました。

戦国時代1581年、徳川家康(とくがわいえやす)公が、東征の折にこの地に立ち寄ります。そして、徳川家代々の祈願所となり、朱印地を賜っています。1591年には桐生新町の宿として整備され、桐生天満宮の境内地・社殿も壮大なものとなりました。

1600年の関ケ原の戦いでは、軍旗用の旗絹をご神前に供え、戦勝祈願しています。戦いは見事に勝利を収めました。その際の凱旋をめでたい習わしとして、境内には織物市が開設されます。この織物市は、その後の桐生織物が繁栄する礎となりました。

幕末から明治時代の中頃まで、桐生天満宮の境内には、摂社や末社が数多く遷座されました。その中でも桐生に縁ある、江戸で大繁盛した豪商の家敷稲荷があり、戦前まで「江戸の財福稲荷」として、地元の商工業者から信仰されていました。

平成の大修理事業では、末社であった石宮を合併遷座した「宝船神社」や、戦後忘れ去られていた豪商の屋敷稲荷であった石宮を「財福稲荷神社」として遷座されました。

また、江戸時代の御社殿建設計画に組み込まれていた、神門建設の予定は、未だ実現されていませんでした。しかし、この歴史を踏まえ、平成の大修理事業を記念して、神門「桐生門」が新設されています。

桐生天満宮のご祭神・天穂日命は、古くより産業開発の守護神として崇敬されてきました。菅原道真公は、幼少期より学才に秀で、出世も早く33歳で最高の文章博士となります。

優れた学識と誠直な政見により、宇多天皇(うだてんのう)からの信任も篤く、高位高官となり、55歳の時には右大臣兼右近衛大将となりました。しかし、藤原氏の讒言によって、都を追われ太宰権帥に左遷され、57歳で大宰府の地で生涯を終えました。

その後、道真公の御徳は人々から称えられ、学問の神として信仰されてきました。京都の北野天満宮は、道真公の御霊による崇りを鎮めるため創祀されています。そこから厄除け・災難よけの神ともなります。

また、大宰府まで無事に長旅を終えたことから、交通安全・旅行安全の神としても崇敬されてきました。そして、道真公は23人の子供がいたことから、安産・子育て・児童の守護神ともなっています。

更に、桐生天満宮は「方除天神」と称え祀られてきました。道真公は陰陽五行説に造詣が深く、風水学・気学・方位学となる基礎を学ばれています。方位方角・年廻り・地相・家相・日柄など、あらゆる災難を除く幅広いご神徳を頂けます。

桐生天満宮の地は、北に主山・東西に山々が連なり、南に低山と川の流れがあり、「理想的な風水の地」であり、風水のパワースポットとしても知られています。

他にも桐生天満宮のご祭神として、祓戸四柱(はらえどよはしらのおおかみ)が祀られています。この4柱の神は、あらゆる厄災・罪・穢れを祓い清めてくださいます。全ての神事に先立って清祓を司っている有難い神々です。

古くから桐生天満宮は桐生の北に鎮座し、「市街地鎮護の神」、全ての厄災を鎮める「方除災難除の守護神」としても信仰されてきました。桐生天満宮では、限りないご神徳をいただけることでしょう。
 

桐生天満宮のご祭神

ご祭神
天穂日命    
菅原道真公
祓戸四柱  
   瀬織津姫神(せおりつひめかみ)
   速開都姫神(はやあきつひめかみ)
   気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)
   速佐須良姫神(はやさすらひめかみ)
 

桐生天満宮のご利益
桐生天満宮は、学業成就・合格祈願・厄除け・災難除け・交通安全・旅行安全など、様々なご利益があります。桐生天満宮の象徴である「貴龍」は、災厄や悪運を断ち、家内安全・家運隆盛をもたらし、昇運の守護神とされています。
 

桐生天満宮のどこが見どころか?
桐生天満宮の鳥居の前が本町1丁目で、桐生市街は桐生天満宮を基点として広がった街です。緑の多い静かな環境の中に桐生天満宮は位置しています。

付近には大学や高校もあり、学問の神が祀られた桐生天満宮は、受験シーズンには多くの参拝客で賑わいます。藤の花が咲く頃や、紅葉や銀杏が彩る頃がおすすめの季節です。

境内には歴史的・美術的価値の高い社殿や末社、趣きある水車や太鼓橋などがありますので、ぜひゆっくりと見学してみましょう。
 

桐生天満宮の社殿 本殿・幣殿・拝殿(国指定重要文化財)
現存する社殿は、江戸後期の寛政〜享和年間にかけて造られました。本殿・幣殿・拝殿の3棟が一体化した「権現造り」の社殿です。

本殿・幣殿の彫刻装飾は、日光東照宮の修復や、榛名神社の彫刻を手掛けた、名匠・関口文治郎が彫刻の棟梁を務めました。華麗かつ精巧で立体的な数多くの彫刻で埋め尽くされ、彩色・金具・絵画などによっても濃密に装飾されています。

拝殿は本殿・幣殿より遅れて完成しており、装飾がおさえられた簡素な造りとなっていますが、風雨の影響がない内側には当時の色彩が残されています。拝殿天井画の「貴龍」や、流鏑馬の大絵馬なども見逃さないようにしましょう。

春日社本殿(国指定重要文化財)
本殿の後方には、一間社流造りの比較的小さな末社・春日社が祀られています。身舎・庇の軒桁・垂木には反り増しが見られ、要所にあしらわれた彫刻の装飾は、室町後期の建物の特徴が残されています。

菊・唐草・紅葉などの文様も一部に描かれており、各部には彩色が施された痕跡が見られます。江戸時代初期には既に造られていたお社で、桐生市内では最古の建造物です。

神道七福神・宝船神社
旧社務所の儀式殿の神座には、宝船神社が祀られています。平成の大修理事業の際に、末社の石宮よりご祭神7柱を合併遷座されました。大国主大神(開運福徳)・事代主大神(商売繁昌)・天鳥船大神(交通安全)・少彦名大神(身体健康)・大宮能売神(家内安全)・須佐之男命(災難厄除)・伊邪那美岐命(良縁円満)の7柱が称え奉られています。

財福稲荷神社
境内の太鼓橋の北西側には、財福稲荷神社が祀られています。 倉稲魂神(稲荷大神)が祀られ、金運招福・商売繁盛など商売に関するご利益を授かれます。末社の石宮より遷座されました。古くより伝わる社号「財福稲荷」のまま称え奉られ、金運のパワースポットとなっています。

機神々社
参道途中の右手にはご神木がそびえ、境内社の機神々社が鎮座しています。機神々社は、桐生で最も古くからの「織物市場発祥地」として祀られています。国重要文化財附指定です。

骨董市
桐生天満宮の境内では、江戸時代の初め頃から織物市が盛んに行われました。物や人の交流地点として賑わいます。江戸中期には京都から高度な絹織物の技術が伝わり、絹織物業が盛んになります。そして、高級織物市場「紗綾市」(さやいち)が開かれるようになりました。

当時の賑わいを偲ぶ大絵馬「紗綾市之図」は、拝殿に残されています。180cm×270cmもの大絵馬は、明治27年の御開帳の際に奉納されました。今でも「紗綾市」を思わせる、関東3大骨董市に数えられる、古民具骨董市が毎月第1土曜日に開かれています。
 

桐生天満宮の一番パワーのある所
桐生天満宮は「理想的な風水の地」に鎮座しており、天地のエネルギーの「気」を受けて、幸せな人生を実現するための活力を得られます。特に本殿の内陣にはパワーがあり、風水に基づきご神体の四方を守護する霊獣、東の青龍・西の白虎・南の朱雀・北の玄武の四神を配しています。
 

桐生天満宮のまとめ
群馬県桐生市天神町に鎮座する桐生天満宮は、令和5年6月に「本殿・幣殿・拝殿の一棟」と、末社の「春日社」が国指定・重要文化財となりました。古くから桐生天満宮は「昇運の神・桐生天神」「関東五大天神」「岩の上の天神」と仰がれてきました。

社殿の壮麗な彫刻や絵画の中には「龍」が多くあしらわれています。特に本殿向拝・拝殿天井画は「貴龍」と呼ばれ、地名の桐生と紐づけられ、桐生天満宮の象徴として有名です。

桐生天満宮の地は「理想的な風水の地」とされ、天地に充満する気・エネルギーを取り込めるパワースポットです。学業成就・厄除け・交通安全などをはじめ、商売繁盛・運気上昇などの様々なご利益も授かれます。桐生天満宮の境内には、良い気が満ち溢れています。

ライター 梅花桜花
 

基本情報
住所    〒376-0052  群馬県桐生市天神町1-2-1
電話番号  0277-22‐3628
定休日   無
拝観時間  24時間参拝可能
拝観料   無
アクセス  北関東自動車道 太田桐生ICより 約30分
      JR両毛線 桐生駅より 徒歩 約30分
      JR両毛線 桐生駅より おりひめバス 群馬大学桐生正門前下車 徒歩約1分
駐車場   有
https://kiryutenjin.jp/

関連記事

  1. 赤坂氷川神社

  2. 焼津神社

  3. 志和稲荷神社

  4. 高龍神社

  5. 二見興玉神社 夫婦岩

  6. 華厳の滝

  7. 豊栄稲荷神社

  8. 白山比咩神社

  9. 深川不動堂

2026年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
  1. 登録されている記事はございません。
error: Content is protected !!