佐助稲荷神社

頼朝を歴史的勝利に導いた神様「佐助稲荷神社」
佐助稲荷神社は鎌倉の豊かな自然に囲まれた場所にあり、真っ赤な鳥居にたくさんののぼりが目を引きます。別名「出世稲荷」とも言われ鎌倉の開運のスポットとしても知られています。その神秘的な佇まいと出世開運の由来、見どころポイントなどを紹介していきますので参考にしてくださいね。

 

佐助稲荷神社の歴史
社伝によると佐助稲荷は、源頼朝が夢でお告げのあった「隠れ里の祠」を家臣に探させて再建させたと伝えられています。

源頼朝と言えば平安末期から鎌倉時代初期の武将であり初代征夷大将軍にまでなりましたが、それ以前は父が平家との戦いに敗れたために伊豆の蛭ヶ小島に流されていました。そこで頼朝は夢のお告げを受け、「隠れ里の稲荷」と名乗る翁が平家討伐を促します。そのお告げに従い念願の勝利を手にした頼朝は、後に夢に現れた稲荷神様をお祀りして社殿を建てました。

「佐助稲荷」の名前の由来は、頼朝は若い時に「佐殿」といわれ、「佐殿」を「助けた」という事で「佐助稲荷」と言われるようになりました。また頼朝が鎌倉の初代征夷大将軍までのぼりつめたこともあり別名「出世稲荷」とも呼ばれています。

 

佐助稲荷神社の特徴
鎌倉市佐助の自然豊かな場所に佇むお稲荷様です。かつては佐介ガ谷(佐助ガ谷)と言われた場所で、鳥居群がとても幻想的で鎌倉の最強出世開運スポットとして多くの人が訪れています。

頼朝を歴史的勝利に導いた神様であり、話題となった映画「海街ダイアリー」の原作にも登場しています。また2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの神社でもあります。

境内はたくさんの白狐の人形が置かれ、神秘的な独特の世界観を醸し出しています。またやさしく美しい姫君が、この世の男女の良縁を願って彫ったとされる観音菩薩像も祀られています。

 

佐助稲荷神社のご祭神
宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)
名前の「うか」は穀物・食物の意味で特に稲霊を表す。日本でも最多の参拝者を数える伏見稲荷大社の主祭神でもあり、稲荷神(おいなりさん)として広く信仰されている。

現在は穀物の神としてだけではなく、お稲荷さんを信奉した商人の成功によって商売繁盛の商工業の神としてビル、デパート、工場の敷地などいたる所に祀られています。

大己貴命(おおなむちのみこと)
「古事記」「日本書紀」「播磨国風土記」などに、大国主命(因幡の白兎の話)、大国様など様々な名前で記されており、そのご利益も縁結び、五穀豊穣、商売繁盛、厄除け他多岐にわたります。

佐田彦命(さたひこのみこと)
伏見稲荷神社で祀られる稲荷三神の一柱で主祭神(うかのみたまのみこと)の配神とされる。先導の神様や導きの神様と言われます。

大宮女命(おおみやめのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)

 

佐助稲荷神社のご利益
商売繁盛、開運、出世運
「出世稲荷」の由来となった、頼朝が平家に勝利し初代征夷大将軍までのぼりつめたご利益から成功成就・立身出世・開運などのご利益があります。

縁結び
良縁に恵まれなかった美しい姫君(赤松幸運)が、この世の若い男女に良縁がありますようにと祈って彫った観音像があり、縁結びのご利益にあやかりたい人々がおとずれます。

病気平癒

 

佐助稲荷神社の見どころポイント
朱色の鳥居
朱色の鳥居は神の住まう神域と人間の俗界を隔てる結界の役目を持っており、これから神域へ入ることを示す門でもあります。木々の放つ深い緑の中、朱色の鳥居とのコントラストが印象的です。佐助稲荷の鳥居は49基あり、のぼりは250本以上。この鳥居を静かにくぐり遠い昔の隠れ里の雰囲気を感じながら参拝できます。

霊狐泉(れいこせん)
境内からは神水と呼ばれる湧水が出ています。昔から田畑などを潤す水源となり、現在も絶えることなくこの霊孤泉から湧き出ています。飲料は不可となっていますが、多くの人が神棚などのお供えとしてペットボトルなどに入れて持ち帰られていくようです。

縁結び十一面観世音菩薩
徳川の時代に足柄郡の尼寺から移籍され祀られたという小さなお堂です。良縁に出会えず諦めて仏門に入られた赤松幸運が、この世の若い男女に良縁があることを祈って彫った像であると伝えられています。美しい姫君でありながら縁薄かった赤松幸運が同じ思いが無いようにとのやさしい思いに、良縁を願う人々が訪れ参拝していきます。

御開帳は一年に一度。かつては下社にありましたが現在は拝殿の横に設置されています。

ペットのお守り
神社ではペット連れの参拝を禁止している所がありますが、ここ佐助稲荷では一緒に参拝することができます。ペットを飼っている人には嬉しい配慮とともに、ここではペットが健康でいられるようにとお祓いをうけた「お守り」や「絵馬」、「人形」などさまざまなものが社務所で頒布されています。

お守り
ペットの健康祈願や亡くなったペットと一緒にいられるように、また迷子のペットとの再会を願ってなど様々な願いを込めたお守りです。

絵馬
絵馬にペットへの健康や長寿、感謝の気持ちなど、それぞれの想いをしたためてお願いします。

人形
ペットに語りかけていたように、毎日人形に語りかけ寄り添ってもらえる人形です。

 

佐助稲荷神社のパワーの高い場所
白狐の人形

佐助稲荷神社には圧倒される数の陶器でできた白狐の人形が祀られています。そこには不思議な空間が広がり神聖でパワーの宿る場所となっています。

白狐は古来、霊狐として人々に福をもたらすと言い伝えられていました。いたるところに祀られている佐助稲荷の白狐は諸々の祈願・成就を願う人々によって置かれたものです。

その佐助稲荷には白狐の言い伝えがあります。昔近所に住んでいた関山良忠上人が、いじめられていた子狐を助けると夢に現れました。狐はこれから流行る悪い疫病を治すことができる薬草を上人に託しました。それによって上人は多くの人の病を癒すことができたということです。そんな話が伝わり佐助稲荷では、一対の白狐を供えて願掛けをするようになったのが始まりだそうです。

この対になって祀られている白狐の人形は社務所にあります。大きさも大・中・小と三種類あり小さいものは1,500円、中が2,000円、大は3,000円となっています。家に持ち帰っても境内にお祀りしてもどちらでも大丈夫だそうです。

石の祠(ほこら)
人々から奉納された古い石の祠(ほこら)がたくさんあり、その祠に苔がつき独特の雰囲気を作り出しています。そこに安置されているのは神様のお使いである狐の像です。神が宿る岩として白狐が祀られ祠を守っています。まだ社を持たない時代に神が宿る岩として信仰を受け、神聖でとても高いパワーを感じる場所となっています。

 

まとめ
鎌倉駅からハイキング気分でゆっくりと歩きながら佐助稲荷神社を目指してみてはいかがでしょうか。遠い昔、鎌倉のこの地が時代の中心だったことに思いめぐらせながらの参拝も楽しいですね。

神社の境内に入れば、そこは神秘的に佇む多くの白狐がお出迎えしてくれているようにも感じます。ペットを連れての参拝もできますので、開運祈願とともにペット祈願もあわせてさせていただくのも良いですね。

 

ライター:Shoko.S

 

基本情報
住所:〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2丁目22-2
TEL:0467-22-4711
アクセス:
・JR「鎌倉駅」西口より徒歩約20分
・江ノ島電鉄「鎌倉駅」徒歩約20分
駐車場:なし

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