23の滝と四季折々景観が堪能できる赤目四十八滝
三重県名張市にある赤目四十八滝は、3.3kmの遊歩道に23の大小さまざまな滝があるパワースポットです。そんな赤目四十八滝とは一体どんなパワースポットなのでしょうか?今回は、「赤目四十八滝」の人気の秘密や神様、ご利益、見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。
赤目四十八滝はどんなスポット?特徴は?
三重県名張市にある四十八滝の1つで、滝をつなぐ約3.3kmの遊歩道に大小23の滝や新緑、桜、紅葉の美しい景観が続く名張の代表的な観光スポットの1つ。渓流沿いはハイキングコースが整備されており、紅葉の名所としても有名です。
「赤目」と付いたのは、役小角(えんのおづぬ)が滝行を行っていた時に、不動明王が赤い目の牛に乗って現れたという伝説からとのこと。
深い森と滝が織りなす深山幽谷の中で大量のマイナスイオンを浴びることができ、秋冬の紅葉の季節になると、夕方から大小2,000本余りの「幽玄の竹あかり」が流れ落ちる滝を彩る幻想的なライトアップが行われます。
森・滝・遊歩道・水はそれぞれ、「日本の滝百選」、「森林浴の森100選」、「平成の名水百選」、「遊歩百選」に選ばれており、赤目四十八滝の中で比較的大きな5つの滝(不動滝・千手滝・布曳滝・荷担滝・琵琶滝)を、「赤目五瀑(あかめ ごばく)」といいます。
赤目四十八滝は古くから山岳信仰の聖地で、奈良時代には、修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)の修行場ともなった場所です。一説によると、忍者の修行場であったとも伝わっています。
また、赤目四十八滝は特別天然記念物のオオサンショウウオの棲息地としても知られており、滝の入り口付近には、「日本サンショウウオセンター」という飼育・展示施設があります(12/28~12/31は休館日)。
赤目四十八滝の渓谷入山料は大人500円です。
赤目四十八滝の神様
赤目四十八滝の神様は不動明王です。
不動明王(ふどうみょうおう)
不動明王は大日如来(密教の最高位)の化身といわれる神様で、インドのシヴァ神が起源ともいわれています。真言宗開祖の弘法大師・空海が日本に伝えたことで真言宗をはじめ、天台宗などの仏教諸派や修験道で信仰されるようになりました。
不動明王は、迷いの世界から煩悩を絶ち切り、人々に正しい道を教え、救いへと導いて下さる仏様です。不動明王のご利益は、除災招福、疫病退散、国家安泰、病気平癒、健康長寿、家内安全などが挙げられます。
赤目四十八滝のご利益とは?
赤目四十八滝の主なご利益は、場所ごとに異なりますが、主に心身の浄化と癒やし、眼病平癒などが挙げられます。
赤目四十八滝の見どころとは?
次は赤目四十八滝の見どころについて見ていきましょう。赤目四十八滝の見どころについては以下の通りです。
赤目五瀑 不動滝
「赤目五瀑」とは、赤目四十八滝の中でも比較的大きな5つの滝。美しく流れ落ちるこの滝は、不動明王にちなんでこの名が付けられたといわれています。明治中期頃までこの滝から奥は原生林で、足を踏み入れることは出来なかったとのこと。落差は15m、幅4mで水量も豊か、不動橋からの眺めは素晴らしく、見応え十分な滝です。「滝参り」はこの滝への参拝を意味しています。
赤目五瀑 千手滝
落差15m、幅7mで、滝と滝壺、岩、樹木が調和し、絵のように美しい滝です。「千手滝」という名前は、黒い岩肌をつたって千手のように流れ落ちるところからという説と、千手観音にちなんで名付けられたという説があります。
赤目五瀑 布曳滝
落差30mから一条の布をかけたように落ちる滝は非常に美しく、全国に同名の滝がある中でも赤目五瀑の布曳滝はその代表格といわれています。固い岩をえぐった水の力には感心せざるをえません。
赤目五瀑 荷担滝
落差8mの滝が岩を挟んで流れが2つに別れて流れ落ちる様子が、荷物を担っているように見えることから「荷担滝」の名が付きました。3滝2淵のこの滝は、際立って美しい景観と絶賛されています。
赤目五瀑 琵琶滝
落差15m、深さ10mの琵琶滝は、滝の形が琵琶に似ていることから「琵琶滝」と名付けられたそうです。絶壁に囲まれた滝壺を上から見ると深い蒼色をしており、非常に神秘的です。
赤目五瀑以外の滝
特に見どころとなる赤目五瀑以外にも素晴らしい滝はたくさんあります。「赤目四十八滝」で「四十八」と付いているのは実際48瀑あるわけではなく、滝の数が多いことを表しています。
修験者の祖・役小角が修行したとされる「行者(ぎょうじゃ)滝」や竜の爪痕を思わせる岩が印象的な「霊蛇滝」、清純な乙女を思わせる「乙女滝」、竜が棲んでいるという言い伝えが残る「竜ヶ壺」、滝壺の中央に岩の頭が突き出た「陰陽滝」、雛壇のような形をした「雛段滝」など、全く違う特徴を持つ滝も見どころとなっています。
百畳岩
百畳岩は入り口から1,830m地点(歩いて1時間程の場所)にあるスポットで、一枚岩の大きな岩盤が広がっており、百畳敷ほどあることから「百畳岩」とよばれています。大きな岩もゴロゴロした場所ですが、ここからの眺めは、水彩画にも似た美しい景色です。
七色岩
七色岩は、渓流の中にある大きな転石で、岩の上には、松・桜・ツツジ・楓・樅(もみ)・アカギ・ウメモドキの7種類の植物が自生しており、小さな島のように見えます。これらの植物はその姿を七色に変化させます。
サンショウウオ
オオサンショウウオの棲息地として知られる赤目四十八滝の「日本サンショウウオセンター」では、この地で生まれたオオサンショウウオを含め、9種類(約50匹余り)が展示されています。稀少なオオサンショウウオは、特別天然記念物に指定されています。日本で確認されているサンショウウオは約20種なので、約半分の種類のものが展示されており、全国的にも珍しい展示施設。個性的で意外に可愛らしいサンショウウオをじっくり見ることができますよ。
赤目四十八滝のポイントは?
赤目四十八滝のポイントについてまとめてみました。赤目四十八滝のポイントは以下の通りです。
約3.3kmの遊歩道に大小23のさまざまな滝がある
赤目四十八滝は約3.3kmの遊歩道に大小23のさまざまな滝があり、じっくり散策すると往復3時間ぐらいかかりますが、不動滝までのゆったり散策の30分コースや、1時間コース、2時間半コースがあります。滝だけでなく、四季折々の素晴らしい自然を満喫できるパワースポットです。
景観の素晴らしさでさまざまな百選に選ばれている
赤目四十八滝はその景観の素晴らしさから、「日本の滝百選」、「森林浴の森100選」、「平成の名水百選」、「遊歩百選」など多くの百選に選ばれています。これほど沢山の滝を一度に見ることができる機会は貴重です。
オオサンショウウオの棲息地
赤目四十八滝は特別天然記念物のオオサンショウウオの生息地で、「日本サンショウウオセンター」は全国的に見ても非常に珍しい展示施設です。滝の美しい景観だけでなく、天然記念物のオオサンショウウオも堪能できる絶好の機会は見逃したくないですね。
赤目四十八滝で特にパワーがある場所は?
赤目四十八滝で特にパワーがある場所は、赤目五瀑です。赤目五瀑は、赤目四十八滝の中でも比較的大きく、特に見どころとなる五瀑。この5つはできれば全部見ておきたいですね。
まとめ
3.3kmの遊歩道に大小さまざまな23の滝と四季折々の素晴らしい景観が堪能できる赤目四十八滝。さくっと30分だけ散策するコースもあるので、ゆったりと見て回ることができます。特別天然記念物のオオサンショウウオも是非見ておきたいところです。
ライターネーム Kikumikan
基本情報
住所:三重県名張市赤目町長坂671-1
電話番号:0595-41-1180
営業時間:9:00~17:00(3月第二金曜から11月末までは8:30~17:00)
渓谷入山料:大人500円
定休日:無休(赤目四十八滝管理センターは1月~3月の2週目までの木曜)
HP:https://www.akame48taki.com/
駐車場:有料駐車場あり
アクセス:
・近鉄赤目口駅から三重交通バス「赤目滝行き」で「赤目滝」下車→徒歩約5分
・名阪国道 上野I.Cから車で約35分

