八百富神社

日本七弁天の1つで島全体がパワースポットの八百富神社
愛知県蒲郡市に鎮座する八百富神社は、日本七弁天の1つに数えられる島そのものがパワースポットの神社です。そんな八百富神社とは一体どんな神社なのでしょうか?今回は、「八百富神社」の人気の秘密や歴史、ご祭神、ご利益、見どころ等、ポイントごとに紹介していきます。

 

八百富神社はどんな神社?特徴は?
八百富神社は三河湾に浮かぶ竹島に鎮座する神社で、島全体が神域という強力なパワースポットです。神奈川県の江ノ島、滋賀県の竹尾島、広島県の厳島などとともに「日本七弁財天」の1つに数えられており、「竹島弁天」とも呼ばれています。

本土から竹島まではわずか400mで、双方は長さ387mの竹島橋で繋がっているようです。“縁結びの橋”と呼ばれる竹島橋を振り返らずに渡り切ると、ご縁が切れず、しっかりとご縁が結ばれるといわれています。2人で渡る際には、手をつなぎ、振り向かずに渡るようにしましょう。

ご祭神は弁財天と同一視されている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で、主に金運上昇、開運、安産、縁結びにご利益があるのだとか。島全体が御神域なので、島に来ただけでもご利益があるといわれています。

八百富神社の社叢は、特異な環境で育つ植物相であることから国の天然記念物に指定されています。境内社は商売繁盛の宇賀神社と大黒神社、長寿のご利益がある千歳神社、厄除け・夫婦円満の八大龍神社で、八百富神社と境内社4社をすべて参拝すると、ご利益の相乗効果はかなりのものだそうです。

竹島の最南端には、龍神岬という八百富神社の絶景スポットがあり、その手前にある龍神の松とともに八百富神社の中でも特にパワーの強い場所でもあります。

八百富神社の例大祭は毎年10月の第3土曜と日曜に開催され、臨時大祭として、巳年と亥年の4月から5月にかけて40余日に亘り、神事が執り行われます。

 

八百富神社の歴史
八百富神社の創建は平安末期の1181年で、当時、三河国国司であった藤原俊成が、琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)から竹生島弁財天を勧請したのが起源とされています。

徳川家康公も関ヶ原の戦い(1600年)以前に八百富神社を訪れたと記録に残っており、翌年には、上杉征伐に向かう途中にも船で竹島に向かったとのこと。1725年には、元々、八百富神社の境内に鎮座していた宇賀神社が現在の豊川市国府町から再び現在地に戻ってきました。

1915(大正4)年には、海上の大鳥居が完成し、1932(昭和7)年には、現在のタキヒヨーにあたる名古屋の繊維問屋の5代目当主・瀧信四郎によって竹島橋が奉納されますが、1953(昭和28)年の台風13号と1959(昭和34)年の伊勢湾台風で、橋は損壊してしまいます。

1986(昭和61)年に現在の「新竹島橋」が完成し、縁結びのパワースポットとして人気を集めています。

 

八百富神社のご祭神
八百富神社のご祭神は、市杵島姫命です。

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
市杵島姫命は日本神話に登場する女神です。宗像大社を総本宮とした宗像三女神(むなかたさんじょしん)の1柱で、宗像三女神の中では三女にあたります。天照大神が須佐之男命の剣を噛んで吹き出した霧から生まれたといわれる神様です。

宗像三女神は弁財天様と同一視されており、中でも、市杵島姫命は絶世の美女と言い伝えられています。市杵島姫命の神格は、海神、豊漁の神、航海安全の神で、航海安全、豊漁、五穀豊穣、商売繁盛、芸能、金運上昇のご利益があります。

 

八百富神社のご利益とは?
八百富神社の主なご利益は、金運・財運上昇、航海安全、海上安全、安産、縁結び、厄除開運、諸芸上達 などが挙げられます。

 

八百富神社の見どころとは?
次は八百富神社の見どころについて見ていきましょう。八百富神社の見どころについては以下の通りです。

竹島橋
竹島橋は本土と八百富神社をつなぐ387mの橋で、2度の大型台風で損壊し、1980年代に新しく生まれ変わりました。この橋は「縁結びの橋」とも呼ばれており、この竹島橋をカップルで手をつなぎ、振り返らずに渡り切ると、恋愛成就や夫婦円満のご利益があると考えられています。お相手がいる方は是非試してみて下さいね。

八百富神社社叢(国指定天然記念物)
モチノキを主体とする青々とした常緑広葉樹に覆われた八百富神社の社叢は、島全域の植物相が国の天然記念物。竹島では島全体が御神域のため、樹木の伐採が長期間禁じられていました。その為、ほぼ人の手が入っていない原生林です。

その分、エネルギーも強力に感じられるはず。爽やかな海風と太陽を感じながら散策が楽しめますよ。絶滅危惧種など貴重な植物もあり、大切に守られている鎮守の森です。

木造弁財天像
木造の弁才天像は秘仏で普段は一般公開されておらず、巳年と亥年の式年大祭に合わせ、5月3日から5日にかけての3日間だけ御開帳が行われます。6年に一度しか開帳されない秘仏なので、間近で木造弁才天像が見られる貴重な機会を逃したくないですね!

八大龍神社
八大龍神社は、本殿左側の参道を進んだ先に見えてくる八百富神社の境内社の1つ。御祭神である豊玉彦命は雨乞いをはじめ、航海安全や豊漁、厄除などのご利益があるといわれる海神様です。

『龍神略縁起』によると、ある日、平安時代の三河国の国司であった藤原俊成卿の夢枕に龍神が現れ、「私をこの地に祀れ」とお告げを受けました。海底に綱を入れさせると、龍神の御神体が現れたと伝えられています。八大龍神社には、商売繁盛、厄除開運、家内安全などのご利益があるといわれています。

龍神岬
龍神岬は竹島の最南端にある岬で、八大龍神社をさらに進んで行くと、龍神の松があり、その先にある石段を降りていくと、龍神岬と呼ばれる三河湾の絶景スポットがあります。龍神岬からは透明度の高い海が眼前に広がっており、三河大島や渥美半島が一望できますよ。日頃の心身の疲れや穢れなどが浄化されそうな爽快感が感じられるスポットです。

 

八百富神社のお守り・御朱印帳・おみくじ
せっかく神社の参拝に訪れたなら、お守りや御朱印はチェックしておきたいですね。次は、八百富神社で販売されている「お守り」「御朱印帳」「おみくじ」について見ていきましょう。

お守り
八百富神社のお守りは種類豊富で、可愛らしいデザインがいっぱい!中でも金運・財運のお守りや縁結びのお守りが人気です。中でもおすすめは、透明な巾着袋の中に小さなミニチュアサイズの1万円札が透けて見える「金運守」やご祈祷済みの5円玉がお守りになった「福種銭」(初穂料100円)。

福種銭はお財布などに入れておくのではなく、実際に使うことで金運が巡ってくるといわれており、商売やショッピングで使うといいですよ。「竹島弁天之宝船」(初穂料1,000円)という版画は額に入れて飾るといいそうです。

可愛い2羽のうさぎがモチーフの「香り袋 恋結び」や2色の「絆守」(1,000円)、小さな七福神が乗った宝船のお守り「七福神御守」も見逃せません!

「フクロウ守」もとっても可愛くて人気!フクロウは「不苦労」と書くので縁起の良いお守りの1つです。黒い漆塗りの「弁財天守」はご祭神である市杵島姫命のお守りで、金運・開運・良縁成就にもご利益があるといわれています。

そのほかにも、八大龍神社の「龍神守」や竹島や竹島橋をデザインした交通安全のカード守りなどご紹介しきれないくらい素敵なお守りばかりですので、是非チェックしてみて下さいね!

御朱印帳
八百富神社のオリジナル御朱印帳(初穂料1,200円)は、ライトイエローを基調としており、ピンクやゴールド、白の小さな桜がちりばめられた御朱印帳です。御朱印(初穂料300円)は、八百富神社と境内社の八大龍神社の2種類が頒布されており、受付は16時半までとなっています。

おみくじ
八百富神社のおみくじは2種類で、昔ながらのおみくじと男性用と女性用に分かれた「男女みくじ」があります。昔ながらのおみくじの方には大大吉のおみくじが入っているので、是非当ててみたいですね。「男女みくじ」は必要なメッセージがわかりやすく書かれており、開運のための一言守が入っているので、忘れないように大切に持ち歩きたいですね。

 

八百富神社で特にパワーがある場所は?
八百富神社で特にパワーがある場所は、竹島全体です。龍神の松や龍神岬、特異な植物相を持つ市指定の天然記念物の八百富神社の社叢なども強力なエネルギーが感じられるパワースポットとなっています。

 

まとめ
三河湾に浮かぶ竹島に鎮座する神社で、島全体が神域という強力なパワースポットの八百富神社。航海安全をはじめ、金運上昇・商売繁盛や縁結び、安産、厄払いなどその御利益は多岐に亘っています。

境内社を含め5つの神社をすべて廻ると、さらなるご利益を授かることができるといわれていますので、時間に余裕を持って全部周れるといいですね。カップルで参拝する方は、手をつないで竹島橋を振り返らずに渡りきりましょう。

 

ライターネーム Kikumikan

 

基本情報
住所:愛知県蒲郡市竹島町3-15
電話番号:0533-68-3700
拝観時間:9:00~16:30
定休日:無休
HP:https://yaotomi.sakura.ne.jp/treasure
駐車場:専用駐車場なし(周辺に市営駐車場など別の駐車場あり)

アクセス:
・JR蒲郡駅から名鉄バスで5分(徒歩で約18分/マリンロード経由)
・東名高速道路 音羽蒲郡I.Cから車で約15分

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